「佐久の季節便り」、Fm放送で、「ヤドリギ」2種を話す…。

浅間山」の山肌がしっとりとして、春のような佇まいです。

でも、冷え込みは厳しく、予報より下がりました。

アメダス、最低気温は氷点下7.4度(5:53)、曇りがちの予報です。

 

今日は、12月のFm放送放送日、「ヤドリギ」について話します。

岩村田城址に、「穂咲き宿木」の様子を観に行きました。

風が強かったのでしょうか、種子は、だいぶ落ちてしまいました。

「ヒマラヤ杉・シーダー」の「まつぼっくり」が落ちていました。

ラジオ・「生き物いろいろ」で、シーダー・ローズ」を知りました。

誰に聞いても「バラの花」と、答えました。

「クリスマス・リース」にも使うとか…、面白い、自然の造形ですね。

f:id:yatsugatake:20201224144820j:plain

Fm放送・草木は友だち 第210回、節目です。

いつものように、「暦(こよみ)」の話から始めました。

旧暦、十一月・霜月十日

二十四節気・「冬至 七十二候:初候・「乃東生(ないとうしょうず)」

ここで、「冬至」は12月21日だけでなく、1月5日「小寒」までの約2週間続くことを

話しました。

それと、冬至冬中冬初め」、本格的な寒さはこれから…と、話しました。

話のタイトルは、岩村田城址に残る、寄生植物

(1)球状に黄色の実 「穂咲き宿木」

ヤドリギ科落葉小低木  城址では、「カエデ」の木にも着生

葉がある時期には、光合成を行うので、厳密には半寄生植物

繁殖力旺盛で、近年、数を殖やしているようだ。

f:id:yatsugatake:20201128120815j:plain

f:id:yatsugatake:20190218095645j:plain

◎クリスマスに相応しい、CD曲「星の界(よ)」を合唱団・TOKIOで聴いてください。「いつくしみ深き友なるイエスは」という賛美歌三百十二番ですが、原曲はコンヴァースというアメリカ人が書いた歌曲です。明治四十三年発刊の『教科統合中学唱歌(二)』に掲載。

(2)昔からの「宿木」は、別種の「西洋ヤドリギ・亜種」

万葉集』に、「ほよ」の名で詠んだ大伴家持の歌が載る。

私の観察では、近年数が少ない。

ヤドリギ科の常緑小低木。冬でもトンボの翅のような黄緑色の葉。

f:id:yatsugatake:20201211102743j:plain

近くの郷社・若宮神社の「ケヤキ」に、球形の大きな塊、梢には、黄色の実の塊・「穂咲き宿木」が同居。

f:id:yatsugatake:20201211120532j:plain

夕方には雲が広がり、「十日」のお月さまは、東の空高くぼんやりと…。

木星」と「土星」は、見えませんんでした。

クリスマスイブ、居間には、小さなクリスマスツリーに、オーナメントと、簡単な電飾をして楽しみました。

f:id:yatsugatake:20201224181617j:plain

アメダス、最高気温は12.2度(12:40)、意外に気温が上がりました。

明日は、またまた「西高東低」の冬型に…、寒くなります。