北の窓を開けると、グランドは真っ白…、積雪を思わせるような「強い霜」です。
アメダス、最低気温は氷点下8.5度(5:42)、日中の気温は上がる予報です。
7時をまわった頃、昨夜・「霜月二十日」のお月さまは、まだ西空高く、残っています。(7:07)
「二十日」の月は、「烏の北斗七星」や「セロ弾きのゴーシュ」など、宮沢賢治の作品にも多く登場します。
月待しての月の出や、形・明るさなどがお気に入りのようです。
300ミリ望遠で撮って、視野に入ったままの「二十日月」です。
見ると、色や形のバランスも確かにいいですね。
さて、「霜月二十日」の月は、『モチモチの木』(斎藤隆介・作)(滝平二郎・絵)に登場するお月さまです。
登場人物・「豆太」が、冬の寒い夜中に観て、勇気づけられた、お月さまです。
小学3年国語の教材文、以来、「豆太の月」と呼んで、観望を楽しんでいます。
昨夜のうちに観た「霜月・二十日」のお月さまです。(22:50)
寒い冬の夜中に、月待ちして月の出に出会えたら、その美しさは感動モノですね。
月の出時刻は20:52(長野)で、1時間後には月の出が観られましたが、薄雲に隠れてぼんやり…。
しばらく待ってから出会えたお月さまは、ほんのり光って美しいです。
『モチモチの木』から「シモ月二十日」の叙述を一部、引用します。
「シモ月二十日のウシミツにゃァ、モチモチの木に ひがともる。おきてて 見てみろ、そりゃァ キレイだ。おらも、こどものころに 見たことがある。〜」
山のかみさまの まつり モチモチの木に ひがつく…
弱虫の子どもにも、勇気を与えるほどの神秘的な美しさ…。だ、というわけ…。
特別なお月さまとして、「霜月二十日」・毎年1回の観望を、忘れません。
SCT(佐久ケーブルテレビ)では、ドローン佐久紀行 を放映しています。
昨日に投稿した「アメリカで名声を馳せた、牛のGOZOは、佐久市臼田出身の彫刻家・川村吾蔵」。
「五稜郭・龍岡城」わきに建つ、「川村吾蔵記念館」が放映されました。
画像の右下部分です。大型バスの駐車スペースも見えます。
皆さん、どうかお出かけの上、川村吾蔵の彫刻作品をご覧ください。
日中は、意外なほど気温が上がりました。
アメダス、最高気温は7.6度(14:04)、冬には珍しいほどの穏やかな一日でした。