春近しの兆しか、お天気が目まぐるしく変わります。
一面の曇り空…、地面には雪解け水が凍っています。
アメダス、最低気温は氷点下1.8度(0:48)、日照は期待できません。
庭先の「福寿草(ふくじゅそう)」が、芽生えました。
スプリングエフェメラルの面目躍如、開花が待たれますね。
今日は、1月のFm放送・「草木は友だち」の日です。
(1)普通に見られる、「篠竹(しのだけ)」
城跡周囲の至る所に見られる、皆さんの馴染みの細くて長い竹です。
国の天然記念物・「岩村田のヒカリゴケ」の近く、常木用水沿いの崖に群生しています。和名は「女竹(めだけ)」で、「篠竹(しのだけ)」は別名とされています。
『広辞苑』で「女竹(めだけ)」を引くと、「ササの一種。各地の海岸や川岸に生える、高さ6メートル。節は平らで節間は50センチにもなる。白粉が着生、竹の皮は脱落しない。〜稈は垣・笛・竿・かごなどの材料。
昔は、土壁の芯材や野菜づくりの支柱などに、重宝されました。今でも、朝顔栽培の支柱に使われます。
ところで、「女竹・(篠竹)」なのに、「ササの一種」?
◯竹の皮が着いたままの竹を「ササ(笹)」とする…、分類上の約束事なのです。
◯JR小海線の高架下の植え込みに、「オカメザサ(笹)」があります。
『広辞苑』を引くと、イネ科タケ類の植物。〜
名前は「オカメ笹」なのに、何と「タケの仲間」に分類されます。皮が離れてしまうからです。
こうしてみると、植物観察が楽しくなりますね。
CD曲:「冬の星座」作詞:堀内敬三 作曲」ヘイス 歌:ボニー・ジャックス
昔から、「他郷の月」という題名で歌われています。
(2)作って遊ぼう「篠竹でっぽう」
材料として、「篠竹」がぴったりなのです。
信濃教育会編集の、小4理科教科書に「紙だまでっぽう」の学習がありました。
筒を篠竹で作りました。
現在は、「空気でっぽう」として、多くは、プラスチックの筒が多いです。
紙だまの代わりに、草木の実を使うと、楽しくなります。(写真は、ジャノヒゲの実)
エノキの実を使えば、「榎の実でっぽう」になります。
実の時期になったら、拾って遊びましょう。
◎ 材料にする「篠竹」は、冬の間に採って、日陰干しにしておくといいでしょう。
今日、午後に雪が舞いました。
空は曇って、最大風速は、東の風3.8メートル(12:40)、天気が西から崩れてきます。
アメダス、最高気温は3.7度(12:20)、底冷えがする寒い日でした。
十六日のお月さまは、厚い雲に隠れてしまいました。