「佐久の季節便り」、「強い冬型気圧配置」、列島大荒れ…、「立春」の最終日に…。

強風が吹き荒れて、「風音」に、就寝中何度か目覚めました。

浅間連峰」は、「黒い雪雲」にすっぽり覆われていて、見えません。

アメダス、最低気温は氷点下0.4度(0:48)、午後は曇って、気温がぐんと下がる予報です。

今回の、「急速に発達した低気圧」(爆弾低気圧については、ここしばらく前から、警告されています。

昨夜のNHK長野の気象予報で、天気図に表示される「前線」について、問題が出されました。

中2の孫娘が、「4種類の前線」を、正解しました。

ちょうど、理科で学習中だったのです。

閉塞前線は、「ピンク」で示されています。

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閉塞前線について、辞書で調べてみました。

平面図だから、実際の自然(立体)の様子は分かりにくいですね。

前線の一つ。温帯低気圧の発達につれて、動きのはやい寒冷前線温暖前線に追いつき、暖域を低気圧の中心から分離して形成する前線。広辞苑

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理科教科書の図示も見せてもらいましたが、なかなか難しいものです。

発展教材として、クラフト・立体模型作りもあるようです。

本日付け読売新聞掲載の天気図です。

閉塞前線、気圧:946hp、等圧線などが記されていて、強い冬型による暴風雪などが、読み取れます。

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ネットの気象情報・天気図を出してみました。

閉塞前線」・紫色が示されています。

等圧線も大変に混んでいます。

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今日の読売新聞一面トップ見出し…。

新型コロナ ワクチン先行接種4万人 100病院医師ら今日開始

副反応2万人追跡調査 「集団」「個別」併用8割 接種体制自治体計画

いよいよ、感染防止の切り札・ワクチン接種が、現実になりました。

佐久市でも、3万人余の高齢者は、4月から…。

1・30夕刊 よみうり寸評 引用します。

牛の天然痘に一度かかった人は、人の天然痘にかからない。これにヒントを得て、英国の医師ジェンナーは1796年、天然痘ワクチン(種痘)を開発した。◆種痘はやがて日本にも伝わる。天然痘の猛威を目の当たりにしてきた福井藩の町医・笠原良作は、京都まで来ていた種痘を、福井に持ち込もうと決意する◆確実に運ぶには、種痘を施した子の腕からにじみ出るうみを、他の子の腕に移植し、リレーしていく必要がある、史実に基づく吉村昭の小説「雪の花」では、笠原は1849年、種痘を受けた京都の幼児2人、途中で種を引き継ぐ役割の福井の幼児2人を連れて京都を出発。吹雪の中、遭難の危険を冒して、身の丈ほどの積雪がある藩境の栃ノ木峠を越えた◆新型コロナのワクチンが間もなく輸入される。先端科学で作ったワクチンには、超低温管理が必要なものもある◆冷凍庫や保冷ボックスでリレー輸送する手はずを整えるなど、医療関係者の苦労は尽きない。ワクチンの恩恵が広く社会に届けられることを願う。

昔、小学校か中学校の教科書に、ジェンナーが自分の息子を実験台にして、種痘を施している説明文があった。その様子を描いた絵は、今も印象に残っている。

随分、勇気のあることをしたものだと、子どもながらに感心したことを覚えている。

自分たちも、「疱瘡(ほうそう)」と言って、腕に種痘を受けた。

打った部位がじくじくすると、「着いた…」と喜び、少し経つと、瘡蓋(かさぶた)となって取れてきれいになった、

腕には今も跡形が残リ、懐かしい。

 

午後は、全天が雲で覆われ、「六日」の月は、諦めていました。

それでも…と外に出ると、西空高くにかかっているではありませんか。(18:05)

バッチリ、ほんのり明るいお月さまです。

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アメダス、最高気温は3.5度(13:07)、最大風速は、西南西の風6.8メートル(12:50)

冷たい強風が、一日中吹き荒れました。

二十四節気立春」から「雨水(うすい)」へ…。

どうも、「暦」の通りにはいかないようです。