「佐久の季節便り」、旧暦・「正月十五日」、日照無く小雪が舞って…。

6時半、外に出ると、曇り空に冷んやりした空気…。

「今日は何の日」で、二・二六事件昭和11年は、今から80年以上も前の大昔…。

日本の国にも、こんな大事件があったことを、決して忘れてはいけません。

ラジオの「お天気の下り坂…」を聞いて安心…、二度寝に入りました。

起き出したら、すでに9時を回っていました。

アメダス、最低気温は氷点下3.6度(1:34)、日中も日照が無い予報です。

新聞の一面に、発生5日目不安続く 足利山火事

〜21日発生した山火事は25日も延焼が続いた。同市今福町では焦げ臭いにおいが漂い、上空から自衛隊や消防のヘリが消火活動を続ける様子を住民らが心配そうに見つめていた…。

昨日付け「編集手帳」、続きを引用します。

〜燃え広がるばかりの現場は市街地に近く、住民に避難勧告が出ている。ヘリからの消防活動が続いているが、消防車が入れず不燃建築物もない山の中の火勢は手ごわい。国をあげ支援に取り組んでほしいと考えたとき、消防や防災を所管する省の名が浮かんで腹立たしくなった。接待問題に大わらわの総務省である◆“火消し”の種類と順番を間違えないよう。

これは、皮肉たっぷりのご指摘です。

 

山といえば、春を待つ、昨日の「賢治ガーデン」、樹木の様子です。

「朴(ホオ)の木」、冬芽(とうが)「葉痕」を御覧ください。

宮沢賢治の童話雪渡りに、「冬芽」「封蝋細工に見立てられて、登場します。

〜赤い封蝋細工のほおのj木の芽が、風に吹かれてピッカリピッカリと光り、林の中の雪にはあい色の木の陰がいちめん網になって落ちて、日光のあたるところには銀のゆりが咲いたように見えました。

幻想的ですね、実際は赤くは無いのですが、賢治には、質感や光沢が封蝋細工のように見えたんですね。

雪原をバックにしたら、確かに、美しさは倍増するでしょう…。

青空でも、これだけですから…。

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まさに、天を衝くような枝ぶりを撮ってみました。

全ての冬芽が展開して、大きな葉で覆い尽くされる様子が、目に浮かびます。

先日、SCTの取材にも、「朴葉餅」を包む大きな葉について、話題にました。

来週の放映が、が楽しみです。

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午後の民放テレビ、「足利の山火事」が、実況放送されました。

建築物の火災とは、勝手が違う大変さを報じていました。

ヘリの散水は、直接消火というより、住宅地への延焼を防ぐためのもの…。

ホースを長く繋いで山中に分け入る様子…、早い鎮火を…、と祈るばかりです。

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気象情報で、各地の湿度を告げていました。

岐阜では7%…、周囲の県も1桁…とは驚きでした。

我が家・居間の湿度計が32%…急いで洗濯物を部屋干しに…。

 

今夜、「十五日」のお月さまは、薄雲を透かして、ほんのり「朧月」でした。

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アメダス、最高気温は3.9度(15:05)、日照の無い、底冷えのする一日でした。