「佐久の季節便り」、春は、黄色の花が多い…。

空には「霞(かすみ)」がかかり、春のお彼岸…、暦通りのお天気です。

アメダス、最低気温は氷点下1.6度(3:26)、日中はポカポカ陽気に…。

今日は、「ひろば・植裁ボランティア」ティームの総会があります。

9時開会なので、早めに「賢治ガーデン」の観察・見回りをしました。

草木たちは、日一日と、生命力を迸ばしらせています。

「接骨木(にわとこ)」の冬芽は、まさに破裂して、蕾の固まりが溢れ出てきました。

白い花、赤い実…の元を全て含んで、そのスタートに立ちました。

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佐久地方の野山で、一番に咲く花は、黄色「檀香梅)だんこうばい)」…。

「梅」の字が宛てられます、クスノキ科の低木で、春の香りがします。

ご年配の方なら、「じしゃ」の名で、親しみを込めて呼んでいます。

黄色の花といえば、「山須臾(さんしゅゆ)」の幼木が、今年初めて、花を着けました。

この木は、我が家の庭で見つけた実生苗を移植したもので、感慨もひとしおです。

「三椏(みつまた)」は、蕾の状態で冬を越して、開花にこぎつけたのです。

その、忍耐力ともいえる、偉大な生命力に、頭が下がります。

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「春には黄色の花が多い…」とか、どうか、観察にお出かけください。

「お隣に、紅花三椏も並べて植えたいなー」、いつの日にか、実現したいものです。

日頃、懇意にしていただいている、プロのカメラマンが、ちょうど訪れました。

ちょうど居合わせたボランティア仲間たちと、花や野鳥、昆虫写真プリントを観ながらしばし禁断…、人々との交流という、帰蝶な時間となりました。

 

午後もポカポカ陽気、草木が動き始めているので、今がグッドタイミング…。

裏の花壇で、「女郎花」と「藤袴」の株分けをしました。

根の固まりを解(ほぐ)し、株を殖やして、結果的に「一石二鳥」の効果です。

今後の生長が、期待されます。

ついでに観た、5センチポットの「桔梗」苗、枯れてしまったと処分しよう…。

何と、白い根っこの固まりが…、想定外の生命力、ラッキーな出来事でした。

初のホース水やりを、サービスしました。

 

次は、今日の読売新聞・一面トップです。

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確かに、だらだらと延長していても、効果は期待できません。

5対策をしっかり機能させて、どうやら、あとは、ワクチンに期待するしかありませんね。

 

夕方のテレビ・長野局で、ワクチン接種の計画が発表されました。

佐久市は19日の週から、医療機関で個別に接種…。

現実味を帯びてきましたが、果たしてどうか…不安が残ります。

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2回目が全て済むのが7月末…、「これは、まだ先だなー。」

 

今夕、「七日」のお月さまは、空の天辺にかかりました。

ずいぶん太く、明るいお月さまです。

アメダス、最高気温は15.8度(15:37)、風が無く、ポカポカ陽気でした。

明日は、天気が下り坂…、雨が期待されます。