「佐久の季節便り」、「接骨木(にわとこ)」の冬芽が、一気に展開…。

春らしい、暖かい朝が続いています。

アメダス、最低気温は6.0度(1:32)、大陸からの「黄砂」が心配されていますが‥。

北アルプスの高い山にブロックされるのでしょうか、長野県から関東方面はセーフのよ

うです。

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「ひろば」の植裁ボランティアチーム・「なないろ」が、新年度の初顔合わせ会‥。

「賢治ガーデン」は、ヒアシンスやスイセンなどが、見頃です。

「春植物・スプリングエフェメラル」の補植、影に隠れた「片栗(かたくり)」も移植しました。

しばらく前まで、固く閉じていた「接骨木(にわとこ)」の冬芽(とうが)が、一気に展開し始めました。

植物の持つ、偉大な生命力ですね。

この後に続く、緑の葉、白い花、赤い実‥、今から楽しみです。

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諸葛菜(しょかつさい)」も咲き始めました。

俗に呼ばれる、「大根草(だいこんそう)」も含めて、6種類もあるのには驚きです。

左端に、正真正銘の「大根」の花も参考に‥。

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寒風にさらされて、伸び悩んでいる沈丁花(じんちょうげ)」2株を、同じ仲間の、「三椏(みつまた)」の株元に移しました。
南斜面で、寒風も避けられると思います。

午後には、田んぼの近くの「植裁園」で開花した、水芭蕉(みずばしょう)」を見学に出かけました。

積雪が無く、生育条件が十分でない佐久の地で、近年にない出来栄えです。

霜が少なかったことも、仏炎苞を護ったことでしょう。

協力者が、大量の落ち葉を運んで覆ったことも、好結果につながったのでしょう。

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地元新聞社やケーブルテレビが取材、一般の見学者も多く、春の風物詩になってきた感じです。

近くの竹やぶから、「鶯(うぐいす)」の美声も聞かれ、気持ち良いひとときでした、

大きな鳴き声の野鳥、正体は「ガビチョウ」‥?

今日は、聞かれませんでした。

 

我が家の「片栗園」‥、その後、花茎・蕾の数は増えて、花は4個開きそうです、

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アメダス、最高気温は19.8度(13]16)、最大風速は、東南東の風5.3メートル(13:40)。

季節が、一気に進んだ一日でした。