「佐久の季節便り」、「岩村田公園(岩村田城址)」で、「太田道灌の故事」を語る…。

薄日、東風が吹いて、お天気下り坂の兆しです。

心配した「遅霜」は、セーフでした。

「九州南部で梅雨入り‥」佐久地方は「乾燥注意報」が続いて、雨が降らずに困っているのに‥。

朝飯前の仕事で、野良回り‥、植え付けたばかりの「野菜」苗に水やり‥。

バイパス・ガードレールr周りに伸び始めた野草を、簡単に刈払い‥。

アメダス、最低気温は5.0度(4:14)、予報より1度の低温でしたが、降霜は免れました。

 

朝食後、10時の約束で、岩村田小学校の校地内に「梶木(かじのき)」を植樹しました。

ついでに、昨年に植樹した「科の木(しなのき)」、「樗(おうち)・栴檀(せんだん)」、「無患子(むくろじ)」、「木患子(もくげんんじ)」などの株元に、有機肥料を散布しました。

今年も順調に生育して、樹木のもつ生命力を見せて、ほしいです。

 

午後は、旧暦・四月朔日(ついたち)、<月>の会理解を「岩村田公園」で開きました。

コロナ禍の時節柄、 有志参加の形で、ソーシャルディスタンスなど、感染防止には十分に留意しました。

<月>の会のテーマは、「暦と佐久の自然」‥。

目標は、二十四節気・七十二候の「佐久地方版」作成です。

今日この頃は、二十四節気立夏 七十二候は、初候:「蛙始鳴」、次候:「蚯蚓出」 

「蛙(かわず)」蚯蚓(みみず)」も、野外に出て、自然に触れなくては観察できませんね。

億劫がらずに、日頃の自然観察を充実させよう‥。

一例として、佐久市の田口峠(1,120m)で観察した「山吹(やまぶき)」について、話しました。

今年の花々は、例年より早いこと、標高が上がると里より開花が遅れること‥。

現地での観察によって、これらが、つぶさに分かります。

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山にある「山吹」は一重咲き、岩村田公園」には「八重山吹」もありました。

両者の皮革観察を楽しみ、誰言うともなく、太田道灌」の故事について、話題が広がりました。

「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞかなしき」

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佐久市立中央図書館の植え込みには、「久遠の像(佐久市立近代美術館所蔵・野外彫刻)」があります。

今回は、ネット検索・佐久の「久遠の像」を引用します。

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〜こちらの「久遠の像」は、新宿のものと同じであるものの、周りの様子や配置がちがうので、やや異なった雰囲気を出しています。

新宿、佐久両方の道灌銅像とも、美術年鑑社社長油井一ニ(ゆいいちじ)氏の寄贈です。(以下着)

以前には、像のもとに「八重山吹」が植えられていました。しかし、近年は見当たらないので、改めて、植えようと思います。

身近にある、ありふれた野草‥、名前も覚えながら観察し、自然に親しんでいきましょう。

「ハルジオン(春紫苑)」と「ヒメジョオン(姫女苑)」の違いを、話題にしました。

名前を知ることは、自然観察の基本で、自然に親しむための最良の手順です。

図鑑も大いに、参考にしましょう。

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いつもの会より、短時間でお開き‥、「菫の園」で、正真正銘の「スミレ」を観察、写真撮影、「藤袴(ふじばかま)」の発芽状態も観察しました。

明日の「二日月」は、月齢1.3

日の入り時刻18:46(長野)と月の入り時刻20:08(長野)との時間差が1時間22分と短く、天気も曇りがちで、観望は期待できません。

 

夕方、雨は降りそうでいて、降りません。

裏道わき花壇の手入れを、お隣のボランティア仲間と進めました。

「お日さまの森保育園」のフェンスの外に、「麦藁菊(むぎわらぎく)」・「姫貝細工(ひめかいざいく)」」のポット苗を植え付けました。

フェンスから観察を楽しみ、ホース水やりもお願いします。

 

アメダス、最高気温は18.2度(13:17)、最大風速は、東南東の風3.9メートル(14時)、気温が上がりませんんでした。

残念ながら明日も、雨は期待できません。