「佐久の季節便り」、「二十二夜待月」が、久しぶりの青空に…

朝、5時半、東の空が赤らんで、日の出が間近です。

「蓮(はす)」の花びらは、未だ閉じたままです。

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改めて二階に上がり、「明けゆく浅間山を観望しました。(5:38)

長い裾を引いて、画面右端辺りが、避暑地の軽井沢です。

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東隣りのアパート壁面に、朝日が差し込みました。(5:44)

「あすの暦」、日の出時刻は5:16(長野)となっています。

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久しぶりの青空に、「さて、お月さまはどこに…?」

なかなか見つかりません…、何と頭の天辺(てっぺん)に、半月(はんげつ)間近のお月さまが…。

昨夜遅く、月の出時刻22:02(長野)、「二十二夜待」のお月さまです。(5:52)22:369

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今夜、晴れれば「二十三夜待」のお月さまが観られそうです。

月の出時刻(22:36)、期待できそうです。

佐久市内にも、「二十三夜塔」を見かけます。

人々の間に、「月待信仰」が行われていた名残です。

信仰というより、月待ちの集まりで、大いに楽しんだのかも知れません。

夜、遅い集まりなので、地方によっては、少しでも早い時刻に集まりました。

つまり、女性たちは、前夜・「二十二夜待ち」の集まりをしたそうです。

昔の人のアイディア・生活の知恵と、言えそうですね、

もっとも、女性たちの集まり「十九夜さま」は、もっと早い時刻なので、集まりやすかったことでしょう。

 

今日は、久しぶりの布団干し日和・、強い日差しを浴びました。

8.19夕刊 よみうり寸評 一部引用します。

陽光を使者にたとえたらしい。<おてんと様のお使いが/揃って空をたちました>と書き出される一編が、金子みすゞにある◆途中で、吹く風に<何師にしに、どこへ>と問われて、ひとりが言う。<この「明るさ」を地に撒くの、みんながお仕事できるよう>。もいひとりの言もほほ笑ましい。<私はお花を咲かせるの、世界を楽しくするために>…◆口々に任務を語る使者たちは、どこで道草をくっているのだろう。詩の題名でもある『日の光』が恋しい8月である。(以下略)

今年の夏ほど、気候変動の大きい季節は、経験がありません。まさに異常気象です。

梅雨末期のような、大雨が続き、次には、猛暑の連続…。

さて、9月の台風は、どうなることやら…。

お手柔らかに、願います。

 

午後には、高原・佐久でも、蒸し暑さも感じました。

5時を回っても、今日は暑いままです。

野良回り、秋野菜用畝立て・種まきの準備です。

汗がしたたり落ちる有様です。

 

アメダス、最高気温は33.7度(13:51)、「真夏日」、蒸し暑い一日でした。

期待の、「二十三夜待」のお月さま、残念、雲が広がってしまいました。

明日、朝の月を観ることにします。