「佐久の季節便り」、「梅擬(うめもどき)」の実も、氷雨に濡れて…。

二十四節気・「大雪(たいせつ)」を迎え、本格的な冬になります。

「雪」にはならず、「雨」が、昨夜から降り続いています。

アメダス、最低気温は4.7度(14:08)、日中の日差しは、期待できないようです。

すっかり葉を落として、赤い実だけになった「梅擬」、雨に濡れています。

「チャボヒバ」の緑と、色の対比が良いですね。

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赤い実は、「鵯(ひよどり)」の大好物…。

いつまで、保つかな?まだ訪れない「鶫(つぐみ)」の分も残しといて…。

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読売新聞コラム・編集手帳 引用します。

漢字の成り立ちを調べると、空から降る雪のようなもののうち、霙(みぞれ)の高感度が高さがうかがえる。雨の下の英は「花」を意味し、雨と雪が混ざって花びらに見えるさまを一字に詰めたとされる◆同じ雪未満のの気象現象でも、体に当たれば、ちょっと痛い霰(あられ)や雹(ひょう)にはない情感を表すものだろう。北原白秋に次の短歌がある。<いちはやく冬のマントをひきまはし銀座いそげばふる霙かな>銀座の銀にかけたのか、きらきらした都会の景色が思い浮かぶ◆暦は実際の季節を少しばかり先取りするもので、今日は二十四節気の「大雪」にあたる。激しく雪が降リ始める時期を示す◆去年は節気通りに大雪に見舞われた地域がある。新潟の関越道で1000台を超える車の立ち往生が派生した。車中泊を強いられた人たちが続出し、自衛隊が救援に出動した。この頃、各地に雪予報が出始めた。霙から雪への変わり目が、身を守る行動に移るタイミングだろうか◆ロマン主義の作家、徳富蘆花が自伝的小説に記していたのを思い出す。「ミゼラブル」(悲惨な)という語に、「ミゾレフル」を連想したそうだ。

 

冷たい雨が降り続く中、「賢治ガーデン」のボランティア仲間が2人、来宅しました。

「ホタテ」の冷凍品・「鮭トバ」、「大根葉」加工・手作り…。

『佐久の自給暦』・資料編に、作り方が載っています。

我が家でも、「雑魚(じゃこ)」があるので使って、近いうちに手作りします。

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雨が、しとしと降り続きます。

部屋の閉じこもって、パソコンで、写真プリントや整理…。

 

夕方、NHKテレビ長野局の気象番組で、漢字クイズが出されました。

漢字の成り立ちは、面白いですね。

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「雪」の「ヨ」の意味は、箒(ほうき)が、正解でした。

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昨夜から降り続いた雨、昨夜20時から今夜20時まで、24時間雨量は13.5ミリ、まとまった量になりました。

アメダス、最高気温は8.1度(14:08)で、日照無く寒い日でした。