二十四節気・「冬至(とうじ)」、寒さは、これからが本番です。
「冬至冬なか冬初め」という諺の意味を、気象予報士が説明していました。
「立冬(りっとう)」から数えて、冬の真ん中になった頃で、これから「大寒(だいかん)」に向かう、冬の始まりの頃…」
アメダス、最低気温は氷点下1.6度(3:30)、日中は、冷たい風が吹く予報です。
北の窓からは、雪雲をかぶった「白銀の浅間山」が…。(8:04)
i一年中で最も昼が短くなる日が冬至。この日を境に、再び昼が長くなっていくので、当時のことを「一陽来復」、「一陽嘉節」などと呼び、中国では“冬至節”のまつりを行いました。
同じように日本でも独自のまつりやまじないを種々行ってきましたが、それらのうち今日にも残っているのが南瓜を食べる、柚子湯に入るなどの習慣です。
昨日付け読売新聞コラム・「編集手帳」を引用します。
向田邦子さんの魅力は、平明な文章で人生の機微を語れるところだろう。『父の詫び状』(文藝春秋)のあとがきに記している。<厄介な病気を背負い込んだ人間にとって、一番欲しいのは「普通」ということである>◆中国で未知のウイルスが確認された頃を初めとすると、社会全体が厄介な病気を背負い込んでほぼ2年になる。インフルエンザは別として、「普通」の風邪というものがどういうものだったか、思い出すのに時間がかかる◆明日は冬至、北半球で一年のうち夜が最長くなる日は古来、陰から陽に転じる時の意味で「一陽来復」と称される◆日本初の近代的な国語辞書「言海」を著した大槻文彦は冬至の日に生まれた。本名は「清復」といい、一陽来復から「復」をもらっっている。感染力の強い新たな株への懸念が高まるおり、健康危機が「清」まで澄んだ状態になることを祈るつもりはない。広がったとしても、せめて「普通」の風邪に近いものであってほしいと願うばかりである◆新株については毒性が高くないとの報告がある。あとで振り返ったとき、厄介な思い出になっていないといい。
新株・Ο(オミクロン)には、これまで以上に、十分注意していかなければなりません。
一昨日の民放・TSBテレビ信州 ゆうがたGet を視聴しました。
北風小僧の寒太郎㊙話 実は信州が舞台の作品 松原湖の風がヒントに 妻が明かす作者の素顔
子どもは風の子、寒風が吹き荒ぶとき、私も、電信柱(でんしんばしら)に耳を当てて、風の音を聞いたものでした。
この歌を口ずさむ時、子どもの頃を、懐かしく思い出します。
作詞家・山川啓介は、作曲家・福田和禾子との名コンビで、立科小学校校歌を作詞しました。
「日本の風のふるさと…」、やっぱり、「風」を詠み込んでいます。
今日も、寒風が吹き荒びました。
夕方、「白銀の浅間山」は「紅浅間」に、赤く染まりました。(16:36)
アメダス、最高気温は5.1度(11:28)最大風速は、北西の風4.0メートル(13:20),寒い一日でした。