「佐久の季節便り」、八日堂縁日の「蘇民将来符」、その原木は…。

ラジオの気象情報、長野県には「濃霧」と「低温」の注意報が…。

起き出すと、快晴で風もありません。

ということは、放射冷却で厳しい冷え込みです。

アメダス、最低気温は氷点下11.0度(6:54〜7:21)、日中は気温は上がる予報です。

 

今日は1月8日、上田の信濃国分寺・「八日堂」縁日です。

若い頃、上田市在住だったので、毎年、出かけて参拝しました。

そして、蘇民将来符」を求めました。

絵柄の物もあり、3個出してみました。

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一緒に、説明書もいただきました。一部を引用します。

〜この「蘇民将来の原木はドロヤナギ(ヤマナラシ)です。木目が目立たず加工しやすいこと、薬木と言われていることなどの理由で、国分寺ではこの木を使います。蘇民将来は、昔より「蘇民講」と呼ばれる地元農民の組織によって、農閑期の仕事として作成されてきました。形が出来上がると寺に納められ、住職等によって文字や文様が書き込まれます。蘇民将来は大小7種類ほどあります。また蘇民講の各家ごとに七福神の絵を描いた蘇民も人気があります。(1月8日、朝8時より)(中略)

 地元の山林から切り出した貴重な原木を生で使用しております。節目やヒビ割れがある場合もございますが、工芸品ではなく護符ですのでご理解下さいますようお願いいたします。

護符の横に、植物図鑑を置いたわけは、製作用の原木が、「ドロヤナギ」か、それとも「ヤマナラシ」かを知りたいからです。

雪面文中には、ドロヤナギ(ヤマナラシ)とありますが、どちらも、ヤナギの仲間で近縁腫同士なのです。

次の読売新聞、2014年(平成26年)5月2日の記事を読めば、「ヤマナラシ」であると、読み取れました。

見出しに、大槌にヤマナラシ植樹 獅子頭の材料 信濃国分寺 伝統守るお手伝い

〜震災ボランティアから情報を選て、信濃国分寺が「蘇民将来符」というお守りの

材料用にヤマナラシの植樹を続けていることを知り、同寺の関係者から育成方法などの助言を受け、昨年8月から苗を育てていた。(以下略)

4月9日の新聞記事もありました。樹種についての記述記述、一部引用します。

〜ヤマナラシは上田市周辺ではドロヤナギ、大槌町ではドロノキとも呼ばれ、高さ20メートルほどになるヤナギ科の木だ。柔らかい材質を生かし、カンナで引いた薄紙状の素材を「カンナガラ」と呼び、獅子頭のたてがみに使う。「均一な白さとしなやかさは、他の木には出せない」という。(以下略)

 

今日は、月の第一土曜日で、「ひろば」の運営委員会・「さくのわ花絵物語」に出席しました。第6回市民交流ひろば小学生周回駅伝大会 日程の検討でした。

「ゆうやんを救おう」募金も話題になりました。

目標額の達成に、あとあずか…、協力をお願いします。

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子育てチームには、「黄烏瓜」による、緑のカーテン作りを…、提案しました。

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冬越し中の「三椏(みつまた)」「彼岸花(ひがんばな)」なども紹介しました。

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真冬に、緑の葉で光合成中の「彼岸花は、まさに「…花見ず」ですね。

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午後は、佐久ケーブルテレビ・「佐久の緑・花物語」の資料集めをしました。

タイトルは、「珍しい、三つ葉の松・リギダ松」を予定しています。

 

アメダス、最高気温は3.8度(14;37)、数も無くしのぎやすい日でした。