「佐久の季節便り」、うららかな春の日、卒業生に「岩村田城」について話しました。

春の宵、遅く「上弦(じょうげん)」のお月さまが、西空低く見えました。(22:41)

逆立ちした「兎」の半月、しばらく見とれてしまいまえした。

世界中の人達が、どこかで、この月を見ているんだろーなー。

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今朝も、「春眠暁を覚えず…」

アメダス、最低気温は氷点下3.6度(6:12)、日中は南風が吹いて、花粉が舞い、気温は上がる予報です。

午前中、近くの岩村田小学校・6年生に。岩村田城」について、話しました。

岩村田小学校は、城跡に建っているのです。

石碑・「岩村田城址」の裏面に刻まれた碑文の解読に挑戦…。

私が読み取った文をコピー、ざっと読み進めました。

分からない言葉は、学習に、中学校、高校、…大人になっても調べましょう。

 

築城に取とりかかった岩村田藩主は、最後の殿様・七代・内藤志摩守正誠(まさあきら)です。

江戸幕府では、若くして奏者番(そうじゃばん)の役につきました。

先代・内藤豊後守正縄(まさつな)は、老中・水野忠邦実弟で、「伏見奉行」の重職も…。

最後の殿様・正誠は、先代がなし得なかった築城とりかかったのでした。

浅田次郎は、歴史小説・『一路』で、城持ち大名になった殿様の姿を、興味深く描いています。

元治元年に、一応竣工ということになりましたが、完成を見ずに、廃藩置県となってしまいました。

明治四年廃藩置県の年に、最後の藩主は、先代藩主たちを祀る「藤城(ふじしろ)神社」の祠を建てました。

なお、城・本丸のま回りには、家老・重臣たちも居住させ、屋敷には「柿や豊後梅」を植えるように奨励しました。

戦の無い世になり、城内で、花も実を利用しようと、考えたようです。

「豊後梅」は、先代・豊後守・正縄’(まさつな)がお手植えもした、由緒ある梅なのです。

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アメダス、最高気温は18.9度(15:06)、最大風速は東の風4.2メートル(16:50)でした。

春本番の一日でした。