「佐久の季節便り」、スプリングエフェメラル・「片栗(かたくり)」は、霜柱にも滅気ずに…。

4月に入り、「遅霜予報」が出されました。

「雪降りの翌朝は、厳しい冷え込みが…」今朝は、古くから言い伝えられた通りです。アメダス、最低気温は氷点下4.4度(5:17),厳しい冷え込みでした。

庭先に出てみると、地面は「霜柱」に覆われています。

そんな地面に、早春植物・スプリング・エフェメラルの「片栗(かたくり)」が耐えています。

白い霜柱、凍てついた片栗の葉が見えますか…?

「片栗」」は、ザクザク霜柱にも滅気ないようです。

右端に、「黄花片栗」が芽生えました。

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近寄って観ると、早くも2枚葉の間に蕾が確認出来ます。

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お隣には、「竜田草(たつたそう)」が、淡い茶色の新芽を出しています。

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読売新聞 一面トップ 見出しは マリウポリ退避難航 包囲1か月

景況感7期ぶり悪化 日銀短観 露侵攻で打撃

社会 避難民受け入れ急ぐ 自治体住居や生活費支援 運航費重い負担

私どもが「のうさいツアー」で何度か利用した航空機は、いずれもロシア上空を飛行したと記憶しています。

やはり、北回りは遠回りですね。

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読売寸評 <3.31夕刊> 引用します。

大洪水にのみ込まれた地上から水はひいたのかー様子を知りたいノアは、方舟(はこぶね)から鳩を放つ、旧約聖書が伝える「ノアの方舟の挿話である◆どこまで飛んでも降りる陸地がないから鳩は戻る。ノアが鳩に<無駄足をふませた>その日、現行暦の4月1日はやがて<無駄足を踏ませるような嘘をついてもいい>という慣習をまとう◆エープリルフールの起源をめぐる諸説の中でも有力とされるひとつだと、ドイツ文学者の種村季弘さんが『迷信博覧会』で紹介している◆聞くに堪えない嘘を臆面もなく重ねて、ロシアの蛮行がつづく。あすは万愚節でもなかろう思っていたところでキーウの男女の記事を読んだ。「この状況下で、しかもエープリルフールに結婚式を挙げる。明るい話題になるでしょ」◆奪われた日常をつかの間でも取り戻そうとする2人の、これも戦いなのだろう。結婚式が無事に終わるよう祈りつつ、ウクライナの空を舞う鳩を思い描く。先の書によれば、飛び立つ鳩は春の喜びの暗喩でもあるという。

 

アメダス、最高気温は12.2度(13:23),風が冷たく体感温度は低く感じました。

最大風速は、東北東の風3.5メートル(16:20)でした。