「佐久の季節便り」、用水わき・里山に、「辛夷(こぶし)」や「水楊(かわやなぎ)」が美しい…。

今朝も春霞の曇り空…、風も弱く穏やかです。

アメダス、最低気温は7.6度(5:32)、日中は気温が上がる予報です。

家の周りにある「梅(うめ)」の木、この頃の暑さに、花が散り始めました。

岩村田城址に、令和開眼記念で植えた、「豊後梅(ぶんごうめ)」の花を観に行きました。

先日、佐久ホテルで観た、豊後守(ぶんごのかみ)お手植えの「豊後梅」と見比べたいのです。

やっぱり、花は、一重のうす紅色で、お手植えの「豊後梅」の花とは違いました。

私なりの結論は、「豊後梅」は品種名ではなく、「豊後系の梅」の総称であると…。

苗木に付けてあるラベルには「梅 豊後」表示があり、品種名ではないことを物語っています。

どんな実が生るか、楽しみです。

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10時の約束で、「向田’「むかいだ)」田んぼに出かけました。

佐久ケーブルテレビの取材で、四ヶ用水わきの土手から、里山の木々を観察します。

近年、里山について、人々の関心が薄れていることを、憂慮しています。

里山」の大切さは、小3の国語教材にもなっています。

放送を視聴して、少しでも関心高まり、里山」の素晴らしさを実感してほしいです。

先ず、紹介したのは、遠方に見える、「思いつき農園」の「水楊(かわやなぎ)」の巨木です。

望遠レンズで撮ると、啄木の「やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに…」が、脳裏に浮かびました。

回りの「染井吉野」と比べても、その大きさが分かりますね。

「柳」と「楊」の文字がありますが、立ち木性の場合は「楊(やなぎ)」を使いたいと思います。

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用水わきの山には、多様な樹木があることには驚きました。

数種類を集会しました。

「檀香梅」:古くは「じしゃ」の名で親しまれ、早春一番に咲き、春の到来を実感する。

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「水木」:水平に伸びる枝ぶりが特徴、水分を含み、「火難避け」に…・

「繭玉」を飾りつける「だんごの木」

「瓜楓(うりかえで)」:幹や枝が、瓜の色を思わせる緑色。開花中…。

「深山鶯かぐら」スイカズラ科。ピンクの可愛い花、開花中…。

田植えの頃に実る「たうえぐみ」、懐かしい色と味、子どものおやつ。

⑤「辛夷(こぶし)」、湧き水・天水(てんすい)のシンボルツリー、

幹周りは、大人でも抱えられない太さで、樹齢は二百年以上か…。

里山の木々は、20年ほどで更新されるが、人々によって大切に残されたと思われる。

木全体に広がる白い花は、遠方からもよく見えて、農作業開始の目安にされる。

宮沢賢治童話「なめとこ山の熊」には、地方名「ひきざくら」で登場する。

詩や作品中の歌には、学名・属名「マグノリア「天の鳩」、「銀の鳩」と表現する。

まだ、咲き始めたばかり、これからが見頃になります。

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読売新聞 一面トップ 見出しは マリウポリ「死者1万人超」 攻防激化市民12万人残る

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午後は曇って、夕方にが雨がぽつりぽつり…。

「十三日」のお月さまは、ほんのり朧月に…。(18:34)

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アメダス、最高気温は28.0度(14:06)、最大風速は、東の風4.2メートル(14:50)

天気は下り座、明日は雨の予報です。