「佐久の季節便り」、「西洋宿木」着生の「花海棠」が、雨上がりの青空に映えて…。

降り続いた雨は、昨夜遅くに上がりました。

雨上がりの清々しい朝、久しぶりに明るい朝日が差しています。

「采振木(ざいふりぼく)」は、「四手桜(しでざくら)」の名も…。

純白の繊細な花びらが、風に吹かれています。

アメダスで、雨量27.5ミリ昨夜の大雨を検索しました。

久しぶりに晴れたので、「ひろば」の「花海棠(はなかいどう)」や「山躑躅(やまつつじ)」などを撮影に出かけました。

画面中央を観ると、何かか纏わりついていますね。

そう、「西洋宿木(せいようやどりぎ)」が、寄生・着生しているんです。

近寄って、着生状態を撮りました。

中央部分が、着生した株元です。

先日に撮った接写画像は、今年の新芽が観られます。

この「西洋宿木」は、近年、めっきり少なくなりました。

 

「穂咲宿木(ほざきやどりぎ)」の強い繁殖力に、駆逐されつつあるようです。

「ひろば」の樹木に着生、初めて目にした時は、信じられないほど驚きました。

少し前、佐久ケーブルテレビ・「佐久の野鳥図鑑」で、木内先生が、キレンジャク」・「ヒレンジャクを紹介しました。

野鳥が訪れて、樹木に種子を宿し・発芽させたのです。

「ひろば」に生態系の一つが成立した…、疑いのない事実なのです。

宿主の樹木・「花海棠」には大迷惑ですが、「西洋宿木」に末永く、着生・寄生させてほしいです。来園の皆さん方も、どうか、植物の不思議・生命力を目の当たりにし、楽しんでください。

撮影後ついでに、「賢治ガーデン」で除草や「タイム・伊吹麝香草」の補植などを行いました。

読売新聞 一面トップ 見出しは、知床観光船海底で発見 水深120メートル12人捜索続く

親露派「攻撃長期化」露軍キーウ中心部攻撃

 

アメダス、最高気温は19.0度(15:00),最大風速は、西北西の風4.7メートル(3:10)。

朝は寒いほど、気温も上がらず、清々しい一日でした。

明日は、また、不安定な天気になる予報です。