晴れて、朝から日差しが照りつけます。
締め切った部屋には暑さがこもり、窓を開けると涼しい外気が入り込みます。
アメダス、最低気温は12.1度(5:15)、暑くなる予報です。
今朝も、青空に「大山蓮華(おおやまれんげ)」の花が…。
昨日、「朴の木」の花を持参してくださった方は、「坂村真民記念館」を訪れたそうです。
それに、会報誌『タンポポだより』にも投稿されています。
改めて、真民の詩を読もうと、本棚をさがすと『タンポポの本』がありました。
いただいた、「朴の花」も詠まれています。
ほうほうと
朴の花咲く
み佛は今もいますと
告げるかのように
天へ向って
朴の花咲く 真民の詩
よみうり寸評(5.25夕刊)を引用します。
「夏花」と題する短い詩が室生犀星にある。<われ、石と鉄の建物のあひまに/何やらむ花の白きを見たり/物すごき花の心なるかな/鉄と石とのあひまに咲き輝けり>◆この詩を思い出したのは3月半ば、ロシア国営テレビの放送中に女性職員が画面を通じ、ウクライナへの侵攻を批判したときだった。石や鉄のように堅牢な統制の隙を突いた<物すごき花の心>に心を打たれた方は多かろう◆再び「夏花」を見た思いがする。ロシアの国連代表部に勤務する外交官が、やはり侵攻に抗議して辞職した◆「ウクライナ国民に対してだけでなく、ロシア国民に対する最も深刻な犯罪だ」。プーチン大統領をそう非難しているという。この国で政権を批判したジャーナリストや人権活動家の身に降りかかった災厄の数々を思えば、並大抵の決意で出来ることではない◆これから季節は盛夏へと向かう。安全な場所に身を置いて口にすることにはためらいもあるが、それでも願わずにはいられない。「夏花」のさらに咲き輝くことを。
暑い夏に、凛として咲く花、ものすごい力を感じます。
「第二賢治ガーデン」・水田の一部で、「杜若・燕子花(かきつばた)」が見ごろです。
近いうちに取材を受け、6月の「佐久の緑と花物語」に放送する予定です。
水田の草が、雨と日差しで、一気に伸び始めました。
刈り払い除草が、なかなか追いつかない状況です。
明日もまた好天気の予報、野良仕事に追われそうです。
アメダス、最高気温は24.9度(12:58)、「夏日」は辛うじて免れました。
涼しい風にも、救われました。