「佐久の季節便り」、バンレイシ科落葉小高木・「ポポー」を、今シーズンも頂きました。

今朝も、辺りをうっすらと「霧」が巻いています。

冷え込みが緩んで、「霜」は見られません。

アメダス、最低気温は5.1度(1:08)、日中は暖かくなる予報です。

今日は:旧暦・十月五日、十月の異称に「小春(こはる)」があります。

「春」を思わせる陽気・「小春日和」について、今年はまだ、予報士からの解説がありません。

妻の実家で、庭を散策し、晩秋の草木を観せていただきました。

山茶花(さざんか)」が、咲き始めていました。

隣には、ピラカンサ常磐山査子)」の朱赤色の実が、青空に映えていました。

株元には、「笹竜胆(ささりんどう)」の花が、ひっそりと咲いていました。

「長野県花」」なのに、近年は、野生で観られなくなってしまいました。

保護し、殖やしてほしいとお願いしました。

いただいた珍しい果実・「ポポー」が追熟した、台所に芳香を放っています。

「マンゴー」と「バナナ」を合わせたような味覚です。

ポーポー(pawpaw) 、『広辞苑』の説明を引用します。

バンレイシ科の落葉小高木。北アメリカ中部の原産。高さ10メートル。葉は長い倒卵形で全緑。春、葉に先立って紫褐色6片の花を開き、秋、2〜3個の楕円形の果実を結ぶ。外形はアケビの実に似、果肉は黄色で特異な芳香があり、甘味が強く食用とする。

1個の実に、種子が10個ほどあります。

ずっと以前、面白半分に播いたら芽生えて、幼木に生長していました。

掘り上げて、移植します。

 

アメダス、最高気温は182度(14:09)、「小春日和」の一日でした。