「佐久の季節便り」、「無患子のお守り」を、市川さんからいただきました。

朝の3時、ラジオ深夜便島倉千代子の特集」で、「りんどう峠」、「本気かしら」、「東京だよおっかさん」などが流れました。

いつの間に眠り、目覚めた頃には、「霜解け」の音が耳に入りました。

アメダス、最低気温^は氷点下0.4度(6:30)で、氷点下が当たり前になりました。

日中は、「小春日和」になりそうです。

朝、ポストに封筒があり、昨日、一昨日と「無患子(むくろじ)」の防寒対策をしてくださった方から、「無患子のお守り」袋が届けられました。

「お守り」袋の中には、たたまれた「解説書」が同封されていました。

果実・果皮を剥いた種子を並べて、撮りました。

解説書の記述 {ムクロジ(無患子)とは}(抜粋)を引用します。

・高さ15m以上になる落葉高木 ・葉は偶数羽状複葉 秋には黄葉する ・雌雄同株  ・11月頃に約2cm の球形の実が黄色く熟す ・黒い種子は極めて堅牢  ・羽根つきの羽根のおもりや数珠に使用  ・果皮はサポニンを含み、薬用・石けんとしても用いられた

ムクロジは昭和レトロの魔法瓶みたいなユニークな形をしているおもしろい木の実で、その中に格納された黒くて堅い種子は羽根つきのおもりや数珠、厄除けや無病息災の願いを込められて利用されてきました。大きさは14mmぐらいで、硬い所に落とすと小気味良くはね返ります。

ムクロジは漢字で無患子と書くことから、“子が患わ無い”という願いが込められ、羽子板は厄をはね返す、はねのけるという事から縁起物として扱われていたようです。また、ムクロジの句問い種子を豆に見立てて。魔滅(まめ)で魔除けになるとか、マメに暮らせるという縁起

かつぎも上乗せされていました。

ムクロジは寺社に植えられている事が多いとの事です。 ・仏教とは数珠に使用していたという事で関係があるので当然として、神社にも飢えられていたというのは、子が患わないという無患子の持つ縁起の良い名前にあやかっての事だったと思われます。

・子の健やかな成長を願う心と信仰が結びついた事が窺われます。

 

「無患子(むくろじ)」の木は、岩村田小学校や「ひろば・賢治ガーデン」」に植栽されています。

花が咲き、実が生るのはいつになるでしょうか、順調に育ってくれることを願っています。

 

11月は「菊花」の季節、「巴錦(ともえにしき)」菊と「兼六香菊」の花です。

来シーズンは、「三本仕立て菊」に挑戦してみようかな…。

明日、岩村田小学校で「まちゼミ」があり、学習指導を頼まれました。

「アボカド」の実生・幼木は、教材のひとつです。

花桃」や「皀(さいかち)」、「ルナリア」、「糸瓜(ヘチマ)」などがあります。

アメダス、最高気温は17.2度(13:35)、「小春日和)でした。