「佐久の季節便り」、「凍み豆腐」は、佐久市矢嶋地区の特産で、栄養たっぷり…。

今朝も目覚めたのは6時半、「春眠暁を覚えず」の先取りかな?

気象予報士・伊藤みゆきさんが、「西空に白く…」満月情報を話しました。

さらに続けて、立春になり、「光の春」…と、告げました。

我が佐久の地は、辺り一面、霧に包まれ、お月さまは隠れてしまいました。

お正月の満月「正月十六日」、望(ぼう)の時刻は3:29(東京)

今朝観る月が、正真正銘の「満月」でした。

ラジオの気象情報は、佐久地域に「乾燥注意報」が…、と「濃霧」には触れませんでした。

アメダス、最低気温は氷点下8.0度(4:28)、思ったより、厳しい冷え込みでした。

「天気は、ゆっくりと下り坂…」の予報です。

 

佐久地方では、「冷え込む」を「凍(し)みる」と、表現することが多いです。

佐久には、厳寒期に寒さを利用して作る食材がありました。

「凍み豆腐」で、今でも、八嶋地区の特産物になっています。

いわゆる「高野豆腐」ですが、「凍み豆腐」は、凍ったままの食材です。

子どもの頃には、農家の生産者が自転車の荷台に積んで、家々を行商していました。

終戦後の食糧難、食べ盛りの子どもにとって、かけがえの無い蛋白源・素晴らしい栄養食品でした。

4人の子どもを育ててくれた両親に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

懐かしさから、今年も産直店に出かけて、「凍み豆腐」を買ってきました。

男の料理で、「凍み豆腐」の味噌汁を作りました。

「乾燥白菜」・「乾燥えのき」・「酒粕」も入れて、懐かしく味わいました。

写真、2枚の「凍み豆腐」は、鍋の中で解凍中です。

取り出してから、包丁で細かく切り、改めて投入し、味噌を入れて完成です。

夜にも、佐久地方に「乾燥注意報」が出ました。

高齢者にとって、痒み止め、UVカットも必需品です。

アメダス、最高気温は9.9度(15:30)、3月下旬ほどの暖かさになりました。