「カンナ」の球根、もみ殻で保温・冬越し。

我が家の「守り柿」。(29.11.5)

西空高く、昨夜・「九月十七日」のお月さまが照っています。
アメダス、最低気温は氷点下1.8度(5:20),予報の2度よりも厳しい冷え込み…。
日中は高気圧に覆われて、好天気の予報です。
ラジオのお便りで、「木守柿(きまもがりがき)」が紹介されました。
我が家の柿の木にも実だけが残り、「守り柿」になっています。
野鳥たちの餌の役割もあり、別の木の「守り柿」は、早くも啄まれています。

今日は、佐久市環境政策課の委託業者により、井戸水の採水がありました。
2年に1度、地下水の水質検査だそうです。
水中ポンプで組み上げた井戸水を、花壇の水やりに使っていることを話しました。
市役所の担当係りに電話し、立会の報告と、災害時の使用、地域の環境保全についても話しました。
子どもの頃には、手押しポンプで汲み上げたこの水を飲み、五右衛門風呂にバケツで水を運びました。
懐かしくもあり、隔世の感があります。
「カンナ」の球根は寒さに弱く、冬越しが難しいです。
発泡スチロールの箱に入れて、周りにもみ殻を詰めました。

置き場所は、我が家で一番暖かい部屋・台所です。
この冬の寒さはどうでしょうか、無事に冬越し、発芽する春の日を祈るばかりです。
4日付け、信毎夕刊・コラムに「ふるさとの風景」「もみ殻」がありました。(引用します。

 実った稲を玄米にする時、その皮であるもみ殻が残る。かつては収穫後の田んぼで、これらを燃やす風景をよく見かけたものだ。秋の日の、ゆらゆら上る煙と独特の匂いに、僕らは冬が近いことを知った。しかし近年、焼却は原則禁止。特例で認められた農家でも、近隣の苦情が多いらしく、今はもう見かけることもほとんどない。
 ぼくらが子どものころ、もみ殻の再利用が盛んだった。卵の割れ防止のクッション材や、そば殻と並んで枕の中身としても活躍した。また、床下にもみ殻を入れる穴を掘り、サツマイモを保存している農家も多かった。しかし、生活様式の変化や卵パックなどの登場で、それも極端に減った。土地改良剤の炭にしたり、再利用の研究も進められていると聞くが、追いつかないようだ。(彫刻家・イラストレーター)
午後は、業者によるシロアリ防除の薬剤注入、これで5年間は安心…。
夕方になっても寒くないので、鉢物の室内取り込み準備…。
今週中には、済ませたいと思っています。
アメダス、最高気温は19.2度(15:12)、穏やかな一日でした。