「ツリフネソウ(釣船草)」、「三日月さま」に出会えて、ラッキー!

完熟、「王様トマト」が食卓に…。

蒸し暑い夜が明けました。
「濃霧注意報」、霧に包まれて「浅間山」も見えません。
アメダス、最低気温は20.3度(4:10) 、昨日よりはちょっと高いです。
今日は高気圧に覆われて、日中は晴れるというのですが…。
完熟した「王様トマト」が食卓に…、残暑を乗り切りましょう。
栽培の夏野菜たちは、盛りを過ぎて疲れ気味…、「キュウリ(胡瓜)」もフェンスに寄りかかっています。

朝飯前にパジャマのままで、裏道わき植裁地の草むしりを小一時間…。
遅れ馳せながら、盆花の「アスター」が咲いています。
「仮設グランドわき花壇」の世話と草むしりは、明日以降に延ばして…。
今日は、Fm放送・「草木は友だち」で「ツリフネソウ(釣船草)のなかまたち」を話しました。
自生する野草・「ツリフネソウ(釣船草)」は、用水の土手下の溝に群生します。
花が咲いている実物標本を持参しようと目星をつけていました。
蕾の状態で待たされましたが、今日はラッキー!!開花していました。

「船」を吊るしたような形、渦巻状に曲がる「距(きょ)」のおましろさ…。
実物を観るほどの説得力はありません。
「ツリフネソウ」や「キツリフネ」を掲載している図鑑、『信州 花ごよみ』(著者:小林正明)(信濃毎日新聞社発行)を紹介しました。
キツリフネ(黃釣船)」の開花時期は6月上旬、「ツリフネソウ(釣船草)」の開花時期は9月中旬、但し、開花日の変異大とあります。
特記事項として、「マルハナバチの生活」があります。(一部引用)
〜花にもぐりこむときに背中が雄しべ雌しべに触れる。
〜萼片の1枚が筒状になって丸まった先端に蜜がある。蜜を求めてもぐりこんだ昆虫は背中に花粉をつける。マルハナバチは口吻が長く伸びて、蜜が口に届く。また体の大きさが花の大きさに合っていて、もぐりこんだときに葯(やく)、柱頭に背中の毛がつく。ツリフネソウとマルハナバチは互いに相手に形を合わせている。
東アフリカ原産の「アフリカ鳳仙花」・「インパチェンスは、耐寒性が弱く、直射日光にも弱いことが欠点です。

ニューギニアインパチェンス」は、花が大きく見栄えがいいですが、やはり直射日光には弱いです。
夏の暑さに負けず、大輪の豪華なインパチェンスが求められましたが、大手に種苗会社が開発に成功し、サンパチェンス(Sun Patience)」として、売り出しました。
上の城区の中澤さんが、数年前に横浜で出会い、その素晴らしさに魅せられ、毎年、苗を取り寄せて育てています。
玄関先を、色とりどりのサンパチェンス」の大鉢で飾っています。

来年は、小生も挑戦してみます。
「ツリフネソウ属・インパチェンス属」の種は、「距(きょ)」が長い、成熟した果実は、触れたり、風で揺れることによって、種子を弾き飛ばすという共通な性質があります。
野山に出て野生種を探したり、園芸種を育てたりして観察を楽しんで欲しいです。
ビニールで覆われた「プルーン」・果樹園、西空は夕焼けです。
夕方、西空が晴れて、久しぶりに「三日月さま」を仰ぎ見ることができました。(19:03)



アメダス、最高気温は34.2度(15:00)、「真夏日」。
台風13号により、高気圧が強まったためだそうです。
明日は、また雨の予報が…。