「成人の日」、「アジサイの葉痕を観察…。

寒さに耐える、「ルナリア」野芽生え。

寒中らしい冷え込み、アオキやシャクナゲの葉が凍っています。
アメダス、最低気温は氷点下7.5度(1:27)、浅間連峰は雲に覆われています。
読売新聞・編集手帳「葉痕」の記述に目が止まりました。一部を引用します。
冬の公園には小さな妖精たちが隠れている。葉を落とした木に近寄り、目を凝らせば見えてくる。とんがり帽子の小人、笑い顔の子供、サルやヒツジなどの動物も◆春を待つ冬芽と古い葉の跡の組み合わせが生み出す面々である。葉のあった部分には養分や水を運ぶ管の跡が刻まれ、しばしば顔のように見える。樹種ごとに表情が異なり、頭にのる冬芽の個性とともにユーモラスな姿を描く◆樹木は生命再生の力を冬芽に蓄え、寒さに耐える。その試練あってこそ、やがて葉を茂らせ、花を咲かせる。ポプラの枝に宿る赤褐色のとんがり帽子に、思わずエールを送りたくなる。◆今日は成人の日、125万人の若者が新たな門出を迎えた。大人になるとは?晴れがましさの一方で戸惑う新成人も多かろう。今は冬芽の時期かもしれぬ。(以下略)
身近に見られる植物の生きざまを、「成人の日」にかけた指摘が素晴らしい。
「賢治ガーデン」にも、「葉痕観察」を意図した樹木の植栽があります。
「オニグルミ」の葉痕は、ヒツジやサルの顔に見え、子どもたちばかりでなく大人にも大人気です。
樹種によって、異なるところがまた面白い…。
今朝は、ちょっと変わったところで、アジサイ」の葉痕を観察しました。


「成人の日」▶Coming of Age Day 読売新聞コラム・英語歳時記を引用します。
Coming -of-Age Day is a national holiday to congratulate those who have newly become adults.
Coming-of-age ceremonies are held in one's hometown, attended by many women wearing long-sleeved kimono.
成人の日には、新たに大人になった人を祝う国民の祝日です。地元で成人式が開催され、女性の多くは振り袖を着て出席します。
今日は三連休の最終日、地区公民館ではどんど焼きが行われます。
我が家の注連飾りや古い御札は、孫娘の家の地区に、「まゆ玉」と一緒にお願いしました。
日中は、風も弱く温かで「どんど焼き」日和、最高学年として地区行事への参加は、小学校生活の良い思い出になったことでしょう。
午後は、空も晴れて、「臘月九日・上弦」のお月さまが、午後1時には東の空に昇りました。
金婚記念の「モクレン木蓮)」、その冬芽を手前に入れて撮りました。

アメダス、最高気温は6.7度(14:24)、日中は温かでした。