「半夏生(はんげしょう)」、午後は快晴、暑くなりました。

「オオマツヨイグサ(大待宵草)」の一

今日は、夏至から数えて十一日目にあたります。これから五日間は、「半夏生(はんげしょう)」。と呼ばれます。
『月と季節の暦』によると、「半夏」とは、もともと仏教で九十日に亘る夏安居(けあんご)の中間の四十五日目を指す。と、あります。
気象予報士、「田植えが終わる」目安の時期だと、解説していました。
善光寺平などで大麦や玉葱など二毛作の頃には、長く伸びた稲苗のお田植えを、珍しく眺めていました。
庭に出てみると、画像、「オオマツヨウグサ(大待宵草)」の一番花、が咲きました。
またこの時期、「半夏」と呼ばれるサトイモ科の「カラスビシャク(烏柄杓)」が生ずると言われます。
(6月24日撮影)

春に、3小葉の複葉を伸ばす。夏、帯紫緑色の仏焔苞に包まれた花穂に、白色の雄花(上部)と雌花(下部)とをつける。と、あります。
今の時期、実が充実し、茎は地面に倒れています。ムカゴも充実しているようです。
 
いろんな方法でどんどん殖えるので、畑の厄介者です。
また他に、ややこしいですが、ハンゲショウ半夏生)」と呼ばれるドクダミ科の植物があります。

この植物は、「半夏生」の頃に花をつけるから、この名前になりました。別の説では、花に近い葉っぱの一部が白くなり花より目立つので、「半化粧(ハンゲショウ)」だとも言われます。
画像は、我が家のものですが、まだ「化粧」をしていません。温度が影響するのかも知れません。
今日の午後は快晴で気温が上がって、4時には26.5度の「夏日」になりました。
休耕田の畦沿いに、「草よけシート」(50メートル)を敷きました。