七種(草)の日、寒さが緩みました。

yatsugatake2005-01-07

昨夜は、思いがけなくマックホルツ彗星を見ることが出来て大感激でした。探鳥会や、スターウォッチングのために、昨年暮れに新調した双眼鏡で星を見るのは初めてです。
見当をつけて昴の辺を覗き、しばらく見回すと視野に「ボーッ」と、ぼんやりした雲のかたまりが飛び込んできました。写真撮影にも挑戦しました。以前、ヘールボップ彗星で、撮ったようにやってみました。少々不安でしたが、かろうじて1枚見られるものが撮れていました。これから1〜2〜3週間が、月もないしチャンスです。デジカメでも
挑戦します。
まだ明けやらない7時前、うっすらと茜雲の間に、「二十六夜」の残月が見えました。
月の出を「調べると、午前2時より遅い時刻。「二十六夜待ち」をした昔の人たちの信仰心や地域の連帯の強さに感心します。こちらも、まだ冬景色の梅の枝を一緒に入れて撮りました。細くなったお月様は、太陽とグー4個分しか離れていません。日が出ると、まぶしかったり、うす雲に溶け込んだりして、見えなくなってしまいました。
この厳寒期、自然の中では、七草はまず見られません。驚いたことに、「御形」つまり、母子草が北の玄関先の地面に張り付いていました。夕方、雨が雪に変わり、冷たい中でじっと耐えているようでした。