早くも3月、草木の芽が動き始めました。

「ハハコグサ(母子草)」の花。(22

朝、うっすらと霧が巻いて春の気配です。寒くはありません。
庭に出てみると、石楠花の株もとに野鳥の羽毛が無惨に散らかっています。
季節は春…。でも自然の掟は冷酷そのものです。合掌。拾い集めて、土に埋めました。
今日の「誕生日の花」は、ハハコグサ(母子草)」と、あります。
ご存知、春の七草の一つに数えられているゴギョウ(御形)」のことだ。
ハハコグサは、外ではまだロゼット状態…。部屋に取り込んだものは、しばらく前から黄色の花を見せています。
花言葉は、「いつも思う」、「優しい人」とあります。
きょうの一句は、老いて尚なつかしき名の母子草 高浜虚子
幾つになっても母は懐かしいものだ。ハハコグサという名が、しみじみ母を思い出させる。年老いて、ふと来し方を振り返った感慨。
解説を読んで、やっぱり実母を思い出しました。
明治44年3月31日生まれ。生きていれば、もうすぐ99歳です。
先日、日野原先生も明治44年生まれであることを知りました。まったく偶然のこととはいえ、感慨深いものがあります。

玄関に、「盛り花」を飾ってみました。先日、妻がいただいてきたもの、ラップを外して飾りました。


午後からは本曇りになってしまいました。
そして、今夜「正月十六日」のお月さまは、完全に厚い雨雲に隠れてしまいました。
どうやら、今週はお天気は不順のようです。