初冬、落ち葉の季節になりました。

イチョウの梢で縄張り、モズ。(22.

空気が澄み、朝から強い風が吹いています。
連日の低温で紅葉が一気に進み、同時に落ち葉しています。
辺りから「モズの高鳴き」が響いてきます。
見上げると、何とすぐ近くの「公孫樹の木(イチョウ)」の木の天辺に止まって、辺りを睥睨しています。
長い尾でバランスを取りながら、まっすぐに体を伸ばしています。さすがは猛禽類です。

今日は、早くから佐久市立中央図書館に出かけました。


佐久・賢治を読む会、「ひたすらに読み続けて30年」記念の集い、当日です。
会場には、賢治さんのトランクを模したフラワーデザインが飾られました。
先ず、会長の呼びかけで、参加者全員による「雨ニモマケズ」の朗唱。これは、図書館長さんをして感激させました。
そして、今日の天候は「序」の名文、「11月の山の風」そのものです。こんなお話から始まりました。
午前の日程は、CD『音声による宮沢賢治方言作品』による研修です。
花巻の方言、意味・発音・用例など、テキストも見ながら読み合いました。
午後は、井出京子さんのお話。演題は「賢治と夫の井出悦夫」です。会の創立者の故井出悦夫先生を、ご自分の短歌作品を紹介しながらお話してくださり、参観者を感動させました。

4時を回って会場を後にする時、駒場公園の「カエデ」が真っ赤に紅葉していました。図書館の「ケヤキ」は茶褐色に色づいています。


十月五日」のお月さまです。(17:06)