一日中、強風が吹き荒れました。

太くなった「おでん大根」(22.11

朝から、強い風が吹いています。気温は、さほど低くはないんですが…。ソメイヨシノの紅葉が、音を立てて、風に吹き飛ばされて行きます。
イチョウの葉が、全体的に黄色みを帯びてきました。昨夜のラジオを聴きました。葉には初めから黄色の色素があり、葉緑素の色で隠されているのだそうです。寒さに当たると、葉緑素が分解されて、黄色の色素が顕われるのだそうです。なるほど、よく分かりました。
強風の中、裏の保育園では、新園舎に引っ越し作業をしています。

画像、畑で元気なのは大根です。「おでん大根」が太くなりました。マルチの穴がはち切れています。おかげで、早くもおでん鍋のシーズン…。飽きずにいただくことにします。
ネズミダイコン」も、そろそろ収穫時期…。名前のとおり、鼠(パソコンのマウス)の形…。もう少しスマートなもの…。いろいろあって楽しいです。

形によって味が異なるかどうかは、小生の舌・味覚では判明しません。連日、持ち味の「甘(あま)もっくら」を味わっています。

このような風が吹くと、やっぱり冬の始まりを実感します。
そして、宮沢賢治の有名な『注文の多い料理店』序 この名文を思い出します。一部を引用します。
〜ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるへながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふことを、わたくしはそのとほり書いたまでです。〜(略)

午後から佐久市立中央図書館に出かけて、明日からの「佐久・賢治を読む会 創立30周年記念の集い」、前日準備をしてきました。
30年の歩み、年表、賢治関係蔵書・資料、植物標本、写真アルバムなど多彩なものになりました。
夕方、閉館の6:30に終わり、家に戻る頃は7時近くになりました。
残念、十月四日のお月さまは、もう沈んでしまいました。