「サザンカ(山茶花)」が咲きました。

咲き始めた「山茶花・豊麗」。(22.

今朝も、氷点下に冷え込みました。
それでも、ラジオで気象予報士が「野辺山高原では氷点下8.1度。」と告げた時は、信じられないほどでした。
昨日、近くの事務所の植え込みで、「サザンカ山茶花」が咲いているのに気づきました。そのことを妻に報告しました。
そして今朝、妻が「家のも咲いてるよ…。
画像、鉢植えの「サザンカ山茶花」が咲きました。

今日は、「佐久・賢治を読む会」創立30周年記念の集い、二日目です。
開会して最初に、賢治さんの「精神歌」を参会の皆で歌いました。創立者の井出悦夫先生が、第5回佐久文化賞受賞の際に、『一本の木のように』に寄せた文、「精神歌を歌う」も紹介しました。
二日目、午前の部では、映画「風の又三郎」(昭和15年、日活)を視聴しました。参会者60名は、約1時間半、ずっと画面に吸い寄せられていたようでした。
往時の山村の子どもたちの、学校生活、野山の遊びなど…、生き生きと描かれていて感動しました。また、高田三郎風の又三郎は、自然の猛威と共生を象徴し、生と死との狭間を描き、警告しているように感じました。
午後は、全日程のまとめ・講評の意味で、各自が持ち寄った展示物について、話しました。
「賢治作品と植物」では、ギンドロ、コキア(ほうきぐさ)、ヤマナシ、キクイモ、イチョウ、スズラン(きみかげさう)、リンドウ(りんだう)の標本を見ながら解説しました。
陸羽132号(賢治米)」については、先ず、生産者と販売者との交流について話しました。

さらに、生産者・板垣寛氏が送ってくださった書籍『賢治先生と石鳥谷の人々』、案内冊子宮沢賢治 石鳥谷の足跡』の内容を紹介しました。賢治先生の稲作技術を、三代にわたって受け継ぎ、往時、東北地方の冷害・飢饉の救世主「陸羽132号」を今なお生産されていることに、敬意と感謝を申し上げます。
また、資料、宮沢賢治と奨励品種「陸羽132号」で、内容を詳しくお話しました。 マコトノクサノタネマケリ(精神歌) 「あすこの田はねー」(中1教材)

今夜は、「十月六日」のお月さまです。(17:05)