ナギナタ(薙刀)コウジュ

yatsugatake2004-09-24

朝、休耕田に寄ってみました。ススキの穂がゆれて、秋真っ盛りです。辺りを見渡すと子どもの頃から見覚えのある紫色の花の野草が群生しています。近づいて見ると、やっぱり「ナギナタコウジュ」でした。独特の強い香りが漂っていました。やや反り返る花序の形を薙刀に見立てたのは分かりますが、コウジュが今ひとつ分かりませんでした。調べてみると、漢方薬の名前とのことでした。子どもの頃に体験した嗅覚は、生涯忘れることがないことを思います。鮭も、嗅覚を頼りにして生まれた川を遡るんですね。