さて、今夜もお月さまは顔を出してくれそうもありません。
ところが、雨が上がると雲が切れて日が差し始めました。煙たなびく浅間山も姿をあらわしました。６時５分、月明かりの中、南東の空にぽっかりとお月さまが見えました。
仲秋八月十四日、月齢１２．５のほぼ真ん丸のお月さまです。
「月と鼈（スッポン）」という慣用句があります。（月とスッポンとは丸いところは同じだが、全くかけはなれているところから）二つのものの間に非常に差のあることのたとえ。と、広辞苑には記述されています。スッポンのことを、上方ではその形から「丸・円」というそうです。
また、昔に聞いた落語かなんかで、「月と朱盆（しゅぼん⇒すっぽん）の違い」との、話があって、なるほどと感心したことを覚えています。昇りはじめの月は正に朱色のお盆のようでした。
望遠レンズで写真を撮りました。1/60、5.6 画像を見ると、左側（東側）がほんのわずかに欠けています。明日の仲秋の名月が楽しみです。
