旧暦「月暦」弥生、24日。「夏も近づく八十八夜」でした。

yatsugatake2005-05-02

雨が上がると、冷んやりとしてすがすがしい朝でした。
穀雨」の雨は、しっとりと地面や草木を潤わせてくれました。
ライラックの芽が出始めたと気付いたのが二、三日前のこと、今朝はもう花が咲き始めました。芽吹きの遅いイチョウも、ヤマボウシも、若葉を見せ始めました。
「八十八夜」は、雑節で日本生まれだそうです。先人が考え出したまさに「生活の知恵」といえるでしょう。「八十八夜の別れ霜」のことばとおり、野菜の種まきをはじめ、農作業も本番を迎えます。
でも、油断は禁物です。「泣き霜」に遭わないように気をつけなければなりません。この頃は、野菜作りを苗から始めることが多くなりましたので、まだ心配です。苗の定植は、あと1週間ほど待つことにします。
今日は、牛蒡(ゴボウ)の種を水に漬けること、あとは仮植え苗の世話にとどめました。