旧暦「月暦」弥生、二十五日。風薫る五月、すばらしいお天気の一日で

yatsugatake2005-05-03

朝からすがすがしい青空。サトザクラの花、ヤマボウシやナツツバキの若葉などが朝日を浴びて、花や葉の影を地面に落としていました。
サトザクラ(品種、関山)のピンクの花が青空に映えていました。一個の花に近寄って見ると、雌しべの先祖返りの小さな葉がばっちり観察できました。先端には柱頭が残っていることまで確認できました。
在来種のザイフリボクを見ると、白色の蕾が一層膨らんで青空に映えていました。
別の部屋に、植物の鉢が置かれ放しになっていました。急いで外の空気に当ててやりました。その中に「スイフヨウ(酔芙蓉)」の苗があって、枯れることなく芽を吹いていたので安心しました。
午後は、薫風に誘われて自転車を引っ張り出し、へこんだタイヤに空気を詰めました。
田んぼへサイクリングとしゃれ、サラダゴボウの種を撒きました。
大土手下の用水にセリが群生して見えたので、下りて摘みました。用水の水もだいぶ温んできていました。
すぐ前のリンゴ園から、聞きなれた例の「キョッキョッ」「クヮックヮッ」の鳴き声がします。まだいたのか、のんびりツグミさんだな。姿を探していたら、ばたばたと不器用に羽ばたいて飛んでいきました。
日が暮れて部屋に入ると、今日行われた「佐久バルーンフェスティバル」をテレビで放映されました。しまった。見損なってしまいました。目先のことを優先して行動し、うっかりしてしまいました。地元にいると、とかくこのようなことがあるものです。
明日こそは見逃さないようにしよう。
もう一つのうっかりがありました。二十四日の朝の月を、すっかり失念してしまいました。
この時期、霞のかかった空では、お月様は無理と決め込んでいました。
今日の青空なら、見えたかも?残念でした。