夏雲が覆い、日差しが少ない日でした。

yatsugatake2006-07-06

午後2時を回ってから、佐久穂町図書館に出かけ、植え込みの環境整備をお手伝いしました。
車窓に見える里山、木々が白く葉裏を見せていました。すでに、半年が過ぎ去りました。季節の移ろいを感じます。
植え込みの、ギンドロの木は見違えるほどに枝葉を伸ばしていました。新しい剪定鋏で、気持ちよく整枝しました。
気の早い野菊、ユウガギク(柚香菊)が白い花を見せていました。
帰宅すると、ツキミソウ(月見草)」がほんのりと白い花を開いていました。ほっとして、疲れを忘れる美しさです。
学名は、Oenothera tetraptera 属名の意味は、根にブドー酒の香気があり野獣が好む…。
種名は、テトラつまり4弁の花びらを意味しているようです。
この花は、若い頃から40年以上も大事に育て、毎年欠かさずに楽しんでいます。なぜか、魅力があります。他の待宵草にはない白色の花、しかも翌朝にはピンクに変わる…。この面白さかも知れません。
日本には、江戸時代嘉永年間に渡来し観賞用に栽培されたそうです。適応性が弱く、現在は稀に栽培されているだけだそうです。これからも、大事にしていくつもりです。