電車の高架下の公園に、植物が育っています。

yatsugatake2006-09-18

サンフランシスコ、オークランドリッチモンドなど、ベイエリア(湾岸地区)の都市を結ぶ高速鉄道があります。Bay Area Rapid Transit(略して、BART=バート)の愛称で呼ばれています。
その高架の下が公園になっている場合があり、近くに住む人たちの格好の憩いの場になっています。散歩する人、ジョギングする人などいろいろです。
散歩しながら、植物ウォッチングを楽しみました。名前の知らないものばかりですが、「科」や仲間の見当がついたものもいくつかありました。
中でも、びっくりしたのは、「コトネアスター・ワテレルリ」・和名、車輪桃(シャリントウ)の一品種でした。なぜって、これは佐久市立図書館や佐久創造館の植え込みにあるものと同じと思われたからです。広い場所で枝葉を伸ばし、例の赤い実を着けていました。実をたわわに着けたラズベリーテイカカズラに似た香りのよい白い花、モチノキ科のピンクの花・黒い実、プラタナス、3メートルにも伸びたヒイラギナンテントベラの仲間?そろい花と緑の球果…。草本では、時期はずれ?(日本では春咲き)と思われる白のヒナギク、ミニタイプのウツボグサ、フウロソウ…。ハコベやクローバーもありました。小型で黄色いキク科の花も咲いていました。フェンネルが野生化して、見上げる高さになって、花が咲き実を着けてていました。アメリカフウの葉が、真っ赤に紅葉を始めていました。(葛西臨海公園の駅、街路樹で見た?記憶があります。)
   
  
四季がそれほどない、カリフォルニアの気候です。植物相が随分違うことを実感しました。