旅の締めくくり、サンフランシスコは観光客で大賑わいでした。

yatsugatake2006-09-19

今日も晴天、陽光がきらめくサンフランシスコ。「BARt」で、パウエル駅に降り立ちました。そこは観光の中心地、ケーブルカーの看板路線、「POWEL HYDE LINE」の駅前でした。
憧れの乗車を並んで待つ間、人力による方向転換を目にしました。昔からの方法を今もやって見せてくれる…。嬉しいサービスです。そして、ラッキーなことに支柱のつかまり乗りも実現できました。両側で6人だけの特権ですから…。執念がそうさせたのでしょうか?目の前に、金髪のお嬢さんも満足そうにつかまっています。
動きは確かにゆっくりです。急坂を登り降り…。周りの建物や例の赤い花の街路樹などを楽しむゆとりがあります。運転手は紐を引いてチンチンと鳴らし、長い柄の操縦桿を巧みに操っています。大声でしゃべり乗客サービスも忘れません。街の角を直角に曲がる急展開には、振り落とされるんじゃないかと、冷やっとしました。
結構長い時間、楽しい体験でした。
ケーブルカーを降りると、有名な観光名所のフィッシャーマンズ・ワーフです。もともとが、イタリア系漁師の漁港として栄えたところだそうです。テーマパークのような「PIER39」(39番桟橋)附近はごった返し、シーライオン(アザラシの仲間)の群れが寝そべって大声で鳴いていました。人・人・人にはうんざり、アルカトラズ島やはるかにゴールデンゲートブリッジ方面を眺めて、目を休ませました。
ここへ来たら、シーフードを味わうしかない?…とか、名物「ブレッド入りクラムチャウダー」とエビ入りのサラダをいただきました。確かに味は結構でした。魚の看板を掲げたお店をスケッチし、ガイドブックの表紙を飾っている「蟹の大看板」、記念写真を撮りました。
  
ダウンタウンは乗り物の博物館」だそうです。ストリートカーにも乗車しました。車内に「イタリア・ミラノ」とあります。古い電車の活用です。
最後は、対岸のオークランドに向けて、「ALAMEDA/OAKLAND FERRY」に乗船して締めくくりました。