今年最後の「月下美人」が咲きました。

yatsugatake2006-10-31

午2時に19.9度、今日も秋日和…。
会議で訪れた駒場公園、ケヤキトチノキチュウリップツリーなどの木々が、はらはらと葉を落とし始めました。10月最後の日、いよいよ秋が深まります。
先ごろ、蕾の状態で部屋に取り込んだゲッカビジン月下美人)」が、期待に応えて咲きました。正直、こんなに寒くなってから開花してくれるか半信半疑だったのです。
二、三日前ごろから蕾が一層ふくらんで、今夜は開くかも知れない、でも明日まで二日がかりになるかも知れません。
夜、8時前にPCをいじっていたら、あの香りが漂ってきました。粉っぽく、こそっぽい…ゲッカビジン独特の芳香?です。近づいてみると、やっぱり開いていました。
画像、10センチ以上の花は、花弁の中心に変わった形の雌しべ・柱頭と、無数の雄しべが見えています。強い香りと妖艶な姿は迫力があります。何のためでしょう。虫を誘っているんでしょうか?
でも、明朝にはしぼんでしまう儚い運命なのです。
このゲッカビジンは、今年4度目の開花です。今回のように、気まぐれに咲きます。
辞書で見たら、「6〜10月までの間に3〜4回開花する」とありましたから、我が家のものも、正常範囲でした。
十日のお月様は、半月からふくらみを増して明るく輝いています。