「霜降」。気温も上がり、穏やかでした。

yatsugatake2007-10-24

二十四節気霜降」。6時の気温は5.8度、霜もない朝でした。
10月下旬ともなると、開花の遅い野菊類も、開花し始めました。
画像は、「アワコガネギク(泡黄金菊)です。日が差し始めると、虫たちもにわかに活動を始め、この花に群がっています。
名の由来は、多数の小頭状花をつけ、泡のように密集する小黄花ということです。
因みに、別名「キクタニギク(菊渓菊)」は、京都東山の「菊渓」がその名の由来です。
植物図鑑(監修者)によって、まちまちなので、読者は戸惑います。個人としては、「アワコガネギク」の名に統一して欲しいです。

画像は、「マコモタケ(真菰茸)」です。
娘が、毎年この時期に知人からいただき、そのおすそ分けです。
マコモは、イネ科の多年草マコモの若い茎が、中に黒穂菌が寄生し、肥大した部分が食用になります。菌が寄生してできた物なので、キノコのタケ(茸)が使われたものと思われます。
中国では、高級食材だそうです。日本では、水田の転作作物として、特産化しているとのこと…。三重県宮城県など、佐久市でも転作田で栽培され始めたようです。水質浄化の働きもあるそうです。

画像は、「コガネタケ(黄金茸)」です。
妻が知人からいただいてきたものです。
別名、「キナコタケ」は、黄な粉をまぶしたように黄色い粉が付いているからです。
毒々しい感じですが、見かけによらず食用菌のうちでも、美味しい茸(きのこ)だそうです。
今まで、食べたことはありませんでした。「毒見はしてある…」とのことなので、マコモ茸と一緒の煮物を、美味しくいただきました。

旧暦、「九月十四日のお月様」です。
(17:02)
昨夜の「十三夜」の名月とは、やはり趣が異なります。