「佐久の季節便り」、「一陽来復」、「クリスマスイブ」…。

雲間から、冬の日が差し込んでいます。

「積雪の翌朝は冷え込む…」、子どもの頃に、体験から気づいていました。

アメダス、最低気温は氷点下2.7度(0:01)、日中も気温は上がらない予報です。

朝食に、昨夜の鍋が再登場…、高知県・馬路村産・「ゆずの村」のお世話になりました。

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冬至(とうじ)」と言えば、即、一陽来復(いちようらいふく)」…。

『旧暦 スローライフ 歳時記』から一部を引用します。

中国の陰陽五行説では、冬至夏至の期間を「陽遁(ようとん)」と呼び、夏至冬至の期間を「隠遁(いんとん)」と称する。冬至は陰が極まって陽に返る日である。これを一陽来福という。

この言葉を聞いただけで、太陽の復活を連想させ、気分が明るくなりますね。

本日付け読売新聞・よみうり寸評(12・23夕刊)に、同様の気持ちについて書かれていました。一部を引用します。

文芸評論家の山本健吉さんが『ことば歳時記』という本に、ちょうど今時分のことを書いている。本当の寒さはこれからだが、冬至のあとは少しずつ日が長くなっていくとの安堵の気持ちがなくはない。(以下略)

倉嶋厚の人生気象学』から、冬至の一部を引用します。

 冬至祭、クリスマス(聖誕祭)、元日は、共に各民族に古くからあった「新しい太陽の誕生」を祝う風習に依頼し、北京ではクリスマスを俗に冬至(ヤントンチ)と呼んでいたという。

 

さて、今朝は5時半のアラームで起き出し、「霜月二十七日」のお月さま(月の出時刻4:36)を観ました。

外からは見えず、急いで2階のベランダへ…、バッチリ目に飛び込みました。

寒さも忘れて、10分間ほどシャッターを切りました。

月齢26.5は、意外と細いお月さまです。(5:42)

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地球照(アースシャイン)も撮ってみました。(5:38)

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暗い部分にも、兎さんが見えるのが楽しいことです。

 

今日はクリスマス・イブ、天袋からオーナメントなどを取り出して飾りました。

孫娘が、「雪だるま」人形を懐かしがって、見ていました。

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アメダス、最高気温は4.1度(12:08)、冷たい北西の風が吹いて、寒い一日でした。