寒い朝、野鳥たちは元気です。

yatsugatake2004-12-18

佐久の今朝6時の気温は氷点下5.3度、県下で最低になりました。
葉が落ちた木の枝には、野鳥たちが群れてにぎやかです。鳴き声で何の鳥か分かります。カワラヒワヒヨドリムクドリ、そして、ツグミ。特にツグミの鳴き声は、室内からもはっきり分かります。美声とか大声とかでなく特徴がある鳴き声なのです。
昨日、『聴いて楽しむ野鳥100声』という本を買いました。著者山岸哲氏のまえがきに、ほかの美しい生き物と鳥たちが決定的に違う点は、多くの鳥が美しい声でさえずることであろう。と、あります。
早速、ツグミのページを開いてみました。「胸を張り、背を伸ばして人生を渡る苦労家」と、ずばり一言で習性を表現した見出しにまず感心しました。
地鳴きは、“クワッ、クワッ、クワッ”“クイッ、クイッ”とあり、さえずりについては、「繁殖地でさえずるため、日本では一般に知られていない」とあり、びっくりしました。実は、日頃聞いていた“ピョッ、ピョッ”“キョッ、キョッ”という鳴き声が、さえずりと思い込んでいたからです。地鳴きについても、聞きなし(表現)が大分異なっていることも面白いなと思いました。
認識を新たにしました。これからも鳴き声に関心をもって聴いていこうと思います。
いわゆる「ぐぜり」という鳴き方・声も興味があります。