「月暦」正月二十八日。お月様がいよいよ細くなりました。

yatsugatake2005-03-08

今朝も6時起きで、ベランダに出ました。お月様は空に、予想より高く上がっていました。
いよいよ細くなりましたが、でもしっかりと存在を主張しています。
夕方の二日月、三日月が、宮澤賢治が表現するところの「黄金の鎌」としての主役ならば、今朝のような朝方の細いお月様は、太陽に先立って姿を見せるだけに、控えめな露払い役のように見えます。頼りになる存在なのです。
ところが、30分もしないうちにそのお月様は、姿が見えなくなってしまいました。
白みがかった空に、溶け込んでしまいました。
日中は、ぽかぽか陽気になり春らしい一日でした。
春の宵は、山の端にうっすらと雲がかかってしまいました。
昨夕は、水星(マーキュリー)に出会えてラッキーだったのに、今夕は残念でした。
ここ1週間ほどが、今年の観望のチャンスだそうです。12日は、旧暦三日のお月様と一緒に見られるそうです。晴れてほしいです。
さて、明朝、旧暦お正月の晦日(つごもり)のお月様は、姿を見せてくれるでしょうか?
これまた楽しみと不安とが入り混じっています。