「月暦」正月二十七日。春めいて、心が和むようなお天気の一日でした

yatsugatake2005-03-07

旧暦正月二十六日の残月を是非とも見ようと、早めに就寝したのですが、目覚めたら、もう6時近くでした。
月の出時刻が4:15(長野市)なので、5時起きして見たかったのです。
なぜって?月齢26ほどの細い細いお月様が、できるだけ横になった形で上がってくるのを、見たかったのです。
まだ茜空で、お月様は黄色に輝いてはいましたが、すでに立ち上がった形でした。
「二十六夜待ち」で、阿弥陀佛・観音・勢至の三尊が、お月様の舟に乗った形で姿を見せてくれるには、横になっていた方がありがたいというわけです。
2時間後の、8時に空を見上げました。雲ひとつない青空なのに、いくら目を凝らしても、お月様は見当たりません。月の入り時刻は午後2時前ごろなので、見えるはずなのに?
見当をつけて探すことしばし、やっと見つかりました。もはや、白く細いお月様は空の色に
溶け込んでしまいそうでした。太陽の光には到底、叶わないのです。
どちらも写真に収められたので、幸せでした。
朝は放射冷却で冷え込みました。地面は霜でザクザクでした。
まさかと思いながらも、「シモバシラ」の根元を覗いて見ると、何と小さな1センチほどの霜柱が発生しているではありませんか?発生のカラクリからすると、導管の組織が枯死せずに、水分を吸い上げる機能をまだ果たしているとしか考えられません。
また、課題が生まれました。明日の朝、写真に収めておきましょう。
日中は、風もなく気温も上がって、穏やかな一日でした。昨夜のお天気キャスターの言葉どおり、心が和(なご)むような一日でした。