旧暦「月暦」卯月、二十六日。奥能登へ仲間との旅を楽しみました。

yatsugatake2005-06-02

6時前に起きて、お天気が心配の中を出かけました。
高速道路が整備されたとはいえ、長距離のバス旅行は久しぶりなことでした。
気象衛星画像で見たとおり、日本海側はよさそうでした。その期待通り、雨の心配はぜんぜんありませんでした。残雪をいただく立山連峰がばっちり望まれ、感激でした。富山の平野は、稲がすでに根付いて美しい水田風景を見せてくれました。
トイレ休憩で、下車するたびに生育している植物が目に止まりました。さすがに遠く離れると、馴染みがなく名前も知らない植物に出会いました。
気多大社や、総持寺祖院を見学した際、名札を見て分かったものもあります。
トベラという植物が、はっきりしました。名前は聞いたことがありましたが、実物との出会いは初めてでした。
千里なぎさドライブは、二度目の経験でしたが、砂の粒子と塩水との絶妙のバランスで重いバスさえ沈まないというのです。感心しました。浜昼顔と浜豌豆が砂浜を飾っていました。
車窓から、コバンソウタニウツギ、ホウなどが目に入りました。
有名な白米の千枚田も絶景でした。シシウドの群落、マンテマの仲間やマメ科の草花、それに、シャリンバイと思われるものも初めて目にしました。
宿の裏山は、松が枯れていて驚きました。
夜には、同宿の小学生たちと一緒に、勇壮な御陣乗太鼓も楽しみました。