「月(つき)暦」皐月、三日。午前は晴れて夏日。午後は雲が出ました

yatsugatake2005-06-09

朝からからりと晴れて、これが正真正銘の「五月晴れ」。
紫外線は非常に強そうです。
オキナグサが、花後しばらくの間、つやつやした花柱を渦巻状に伸ばしていました。それが今朝見ると、乾いて、つやのない白髪状態になっていました。種子が成熟したのです。
タンポポの冠毛のように、風に吹かれて飛び立つ準備が整ったのです。
風に飛ばされない前に、紙封筒に集めました。後で、鉢に種まきをするためです。
唐突ですが、宮澤賢治の童話に「おきなぐさ」があります。
冒頭、「うずのしゅげを知ってゐますか。」で始まります。「うずのしゅげは、植物学では
おきなぐさと呼ばれますがおきなぐさといふ名は何だかあのやさしい若い花をあらはさないやうにおもひます。」「そんならうずのしゅげとは何のことかと云はれても私にはわかったやうな亦わからないやうな気がします。」(以下略)
宮澤賢治語彙辞典』によれば、ウズノシュゲのウズは翁の方言オンズ、の髭(ノシュゲ)
で、その訛ったもの。と、あります。
今朝の、オキナグサは、まさに「うずのしゅげ」でした。
午後になると、台風の遠い影響か?湿っぽい風が吹きました。
夜、アメダスを見ると、12時の26.3度が最高でした。県内各地で、30度を超えたのに…意外にしのぎやすかったです。
紫外線の影響が、いくらか減ったものとして、休耕田の刈り払いを進めました。まだ、終わりません。また、後回しにしましょう。
今日は皐月三日。「三日月」を拝みたいです。夕方、雲が厚くなって見通しは暗いです。
もうすでにお供えのお豆腐を、いただいてしまいました。
空がだいぶ暗くなってきました。8時過ぎ、雲を透かして「三日月様」が出ていました。
月齢2.2、雲がある中で見えたのは、ラッキーでした。
次は、写真撮り。ところが、カメラ(機械)は正直です。目には見えても、画像として写っていません。それではと、ISO、感度を、400〜1600に上げて挑戦しました。
何とか見えるように写りました。めでたし、めでたし。