「月(つき)暦」皐月、四日。午後から雨。関東甲信地方が梅雨入りし

yatsugatake2005-06-10

朝から生暖かい雨風が吹いて、今日は降りそうです。
バラのピンクが辺りに明るさを振りまいています。
柿の花が、一面に落ちています。風にあおられ音を立てて、また転がりました。落ちた柿の花は、不思議に子どもの頃というか、両親・家族を思い出させて、懐かしいです。
秋の収穫が楽しみなんですが、最近の若者たちは、柿の実は好きでないようです。純和風の食感・食味だからでしょうか?「柿が赤くなれば、医者が青くなる。」といわれるほど、体にいいし、おいしいのに…。
高冷地の佐久では、甘柿は甘くなりません。もっぱら、渋柿です。処理の仕方で、渋柿の方が甘くなるといいます。品種は、「実なし御所」だったかな?今となっては、確かめようがありません。家族の生活をずっと見下ろし、我が家の歴史を知っている柿の木です。
もう一種、「蜂屋(はちや)」渋柿を、2年ほど前に植えました。
狭い庭になぜ?子どもの頃に住んでいた家の裏庭に、一本植えてあった柿の種類です。
今でも、強烈な記憶となっているのです。
午後会議に出かけて、気がつくと雨になっていました。
帰宅、テレビで「梅雨入り」を知りました。昨年より4日遅れとのことです。
嬉しい雨です。5時過ぎてから急いで、トウモロコシ第二号を本植えしました。この程度の雨では、焼け石に水でした。
「四日月」は、勿論あきらめです。