「月(つき)暦」皐月、九日。待望の雨が降り、「梅雨寒」でした。

yatsugatake2005-06-15

朝、寝床で雨音を聞きました。待望の雨です。
昨日からの風雨のために、満開のシャクヤクが花首を垂れ、咲いたばかりのバラの花びらが一面に散っていました。
シャクヤクを、切花にして生けてもらうと、ほのかな香りが漂いました。シャクヤクのすばらしさを改めて認識しました。
挿し芽をしておいた菊が発根したので、第一回の植え替えをしました。今年は、今までよりは時間がかけられ、増しな「菊作り」ができそうです。40鉢ほどになります。
今日は、雨は降ったり止んだり、一日中気温が上がらない「梅雨寒」でした。アメダスによると最高が19.0度ということで驚きました。
稲作にとって、宮澤賢治が言うところの「ヒデリ」と「サムサ」が気がかりなこの頃のお天気です。「山背(やませ)」=凶作風に悩まされた、一昨年が思い起こされます。
今夜も暗雲が垂れ込めて、九日、「上弦」のお月様は姿を見せてくれません。