「月(つき)暦」皐月、十四日。午前中は曇り、最高気温は28度でし

yatsugatake2005-06-20

思い立って、「愛・地球博」に行ってきました。今回は下見のつもり、一人で電車で出掛けました。マイカーで行けば、時間の無駄もなく行けそうですが、いろいろ勘案して電車にしたのです。できるだけ朝早く出たいのですが、インターネットで調べてみると、中央西線の特急「しなの」が条件になってしまいます。したがって、佐久平発は、7:42という遅い出発になってしまいました。高蔵寺で乗り換え、リニモに乗り換え、ゲートに入ったらもうお昼近くになってしまいました。
予め見学コースをいくつか考えておきましたが、最初から出鼻をくじかれた感じです。
「月曜日は空いているだろう。」なんてとんでもありません。
三菱未来館「もし月がなかったら」を第一候補にしていたので、急ぎました。予約受付は、終了。並んで待つしかありません。何と70分待ち。ひたすら待ちました。薄日で風も吹いていたので、何とかなりました。思い起こせば20年前、「つくばの科学博」は、子どもにせがまれて通うこと、5回。早朝に出て深夜に戻る往復400キロは、若いからこそできたことでした。暑さと、企業館の待ち時間は今日以上でした。
さて、月の存在ですが、我が地球に及ぼした影響は大きなものです。もし、月がなかったら、今の地球も人類も存在しないというのです。
ニール・F・カミンズ著『もしも月がなかったら』を、大迫力の映像と音響とで、再現したシミュレーションは、実に説得力のあるものでした。
終わったら1時半。あとは、足の向くまま、気の向くままに動き回りました。マンモスラボももちろん、以前に行ったカンボジア、タイ、マレーシアをはじめ、かなりの数の外国館を見ました。お土産が、大変な混雑です。日本人のお土産買いは、一種の強迫観念といえそうです。いったん外に出て、会計のレジへ。数十人の店員さんの姿はまさに壮観でした。
列車時刻に余裕をもって、4時に会場を後にしました。正味4時間そこそこの見学でしたが、道中の交通機関も楽しく、満足でした。次回は、まだ具体的な計画は立っていませんが、マイカーで来たいと、思っています。これも大事な体験です。
そして、テーマ「自然の叡智」や「環境への取り組み」に、もっと注目して見学するつもりです。植物もきちんと観察したいと考えています。
車窓から、すばらしいお月様(月齢13.2)が見えました。帰宅したのは10時少し前、
お月様のありがたさを思いながら写真に収めました。