「月(つき)暦」皐月、十三日。「双子池探鳥会」に行ってきました。

yatsugatake2005-06-19

早起きをして、集合場所の大河原峠に車で向かいました。新緑のドライブ、山道とはいっても一応舗装道路、快適に走らせること約40分、対向車も殆どなく着きました。
仲間たちの姿が見えます。車を降りると、ウグイス、ホトトギスカッコウ等の野鳥の大合唱です。標高2,000メートル、さすがに空気がひんやりしています。ここが、佐久市内だなんて信じられないほどです。
今回、双子池での探鳥会は、日本野鳥の会軽井沢支部では初めてとのことです。
新天地開拓で、どんな鳥たちに出会えるのでしょうか。駆け出し、趣味の域を出ない私でも期待が膨らみます。
ヒガラ、コガラ、の常連たちにはお構いなく進みます。ジュウイチが、語尾を上げるリズムで聞こえてきます。谷底からガス(霧のような雲)が吹き上げています。ベテランの皆さんの耳のよさにはいつも感心してしまいます。コマドリも鳴いているというのです。聞き耳を立てれば、心なしかガスが鳴き声を運んでいるように聞こえます。
メボソムシクイ、ウソ、…聞きそこない、見そこないました。
ばっちり観察できたのは、サメビタキです。以前の会でコサメビタキは何度か出会っていますが、初めてです。サメ色に由来しての名前だそうです。目がパッチリと可愛いです。これは、白いアイリングのためでしょう。
ヒタキの仲間は、飛んでいる虫をフライングキャッチするために、飛び立ってはまた元に戻ります。至近距離で、堪能しました。帰り道にも再度観察できて、ラッキーでした。
ハリオアマツバメも観察できました。以前、松原湖の湖面上を飛んでいたのを思い出しました。これも珍しいものでした。
アオバトキジバトアカゲラアオジルリビタキ…私には、確認できませんでしたが…
途中、いつものように植物にも目が向きます。高山植物には、時期が早いようで、マイヅルソウゴゼンタチバナはまだ蕾です。ミヤマカタバミの白い花が可憐でした。
続きは、後日に書くことにします。
午後から曇り、県内の長野、佐久などには大雨警報が出て、まとまった雨となりました。
ほっとしました。