「月(つき)暦」皐月、十九日。とうとう「真夏日」一気に33.5度

yatsugatake2005-06-25

日付が変わっていたでしょうか。寝室に行くと、月明かりが…あきらめていたお月様が姿を見せていました。急いで、写真に収めました。
朝のお月様を、とカメラを枕元に置いたのですが、起きたらすでに「月の入り」。
8時ごろから、夏の強い日差しです。このぶんだと、「真夏日」?これが大当たりでした。
土曜日、こんな暑い日には少しでも涼しいところへ行こうと、植物観察を兼ねて、里山の奥を目指しました。標高は、1200メートルほどでしょうか。どんどん山路を走らせていくと、街中では見かけない植物に出会いました。ウツギがまだ咲いていました。白色の素朴で美しい花です。「夏は来ぬ」とともに歌われている花ですから、今がふさわしいのかも知れません。マタタビの白斑の葉が見えました。光に透かしたりして、白く見えるカラクリを調べ確かめました。
さらに登ると、上信越道の側道に入りました。見上げると、たいへんな高さの橋脚です。このような大工事の付近には、珍しい植物が群生するものです。日頃見ることのなかったミヤコグサが咲いていました。黄色、蝶形のかわいい花です。名前が意味ありげです。広辞苑に、「昔、京都に多く見られた」と、また、「キレンゲ・コガネバナ・ミヤコバナ」と、ありました。沢筋に、クワの木があって実が熟れていました。黒く熟れた実を口にほおばりました。懐かしい子ども時代の味です。野生化しているクワの木ということは、小鳥が運んできたのでしょう。畑に放ったままの木にも鈴なりでした。もったいないなと、思いました。
今時、そんなことを考える人は、おかしいかも…。
スイカズラ、ノハラアザミ、ヒレアザミ、の花。ミヤマザクラの赤いかわいい実。
2時間半ばかりの楽しいドライブでした。