「月(つき)暦」皐月、二十日。二度目の真夏日、午後は雷雨が降って

yatsugatake2005-06-26

日付が今日になってから、就寝前に外を見るとお月様がうす雲を透かしてぼんやりと見えました。写真に収めてみると、赤く不気味な色に写っていました。写真は、真を写すと書きますが、どうも肉眼の方が真実のように見えます。
窓から差し込む月明かりを楽しみながら、眠りに就きした。
「雨降り花」と呼ばれる、ホタルブクロやヤマホタルブクロが咲いています。摘みとることによってかなうならば、そろそろ雨を降らしてほしいものです。
朝のうちは曇っていて日照が少なく、今日はしのぎやすいかなと思いましたが、10時ごろから気温が上がり始めて、お昼にはとうとう31.5度、真夏日。3時には32.5度と、最高を記録しました。日照時間の長さと気温の上昇とには、単純には関係がなさそうです。
そして曇り、4時過ぎから待望の雷雨となりました。大粒の雨がかなり降りました。おかげで、夕方の水くれはしないで済みました。
降水量はどのくらいかと、アメダスを見ると、0の表示です。何故でしょう?
先週の探鳥会から、1週間。その二を書きます。
ビンズイが鳴いています。以前に霧ヶ峰日光キスゲを見に行って、山道脇の近くで鳴いていたものを覚えて以来、きちんと見分け、聞き分けられる野鳥です。
高い枯れ木の頂上がお気に入りのようです。一行が、次の行動を起こせないほど、同じところでさえずり続けていました。口の中のオレンジ色が目に鮮やかに見えました。
一行がじっくり観察していると、アサギマダラ蝶が現れて、美しい翅をひらひらと行ったり来たりして飛び回っていました。
双子池に着きました。名前のとおり、雄池と雌池の二つの池が並んでいます。
雄池からは飲料水を取水しているほど水はきれいですが、雌池には、岸にキャンプ場があって、多少の濁りが見えます。
ここで一応解散して自由行動と昼食になります。私は、自然環境問題に詳しい方と歓談に時間を費やしました。近頃は、公共下水道が完備してきたおかげで、街中の小川も、BODの値がめっきり改善してきたそうです。市内に、指標のバイカモも復活してきました。
さすがに冷んやりして、ザックからヤッケを出して羽織ました。
フュッテの電線に、キセキレイが止まりました。やっぱり水辺です。双眼鏡で覗くと、虫を銜えています。近くで雛を育てているのでしょう。